インディー開発者にAIクローン販売阻止要求メール
スタジオ・アットホームの望部隆が、自身のゲームのAI複製版を巡る脅迫メールを受けたと公表。Steamアイテム200ドル相当を要求された。
インディーゲーム開発者の望部隆氏が、制作中のゲームのAI生成複製版をリリースしない代わりに金銭を要求する脅迫メールを受け取ったと明らかにした。望部氏はスタジオ・アットホームでストラテジーRPG『Dragon's Chronicles』を開発している。ゲームメカの報道で判明した。
送信者は、AIツールを使って類似ゲームをすでに作成し、Steamで先にリリースする準備ができていると主張。24時間以内に200ドル相当のSteamアイテムを支払えば複製版は公開しないと要求した。
送信者は複製版の存在を示す動画を添付したとしたが、実際には動画は含まれていなかった。望部氏は要求に応じず、AIで自身のゲームを簡単に複製することは不可能だと述べた。
望部氏は、このメールが特定の開発者ではなく無差別に送られた詐欺の可能性があるとの見方を示し、他の開発者にも注意を呼びかけた。
AI複製版への懸念広がる
『Dragon's Chronicles』は2027年のSteamリリースが予定されている。海外や日本のインディー開発者の間では、AIによる複製ゲームへの懸念が広がっている。ストラテジーゲーム『Project Solaris』の開発者は複製を防ぐため通常の開発アップデートを減らすと述べており、『Pukey Goddess Shot Trick』は10月のNext Festでの体験版公開を予定していたが、AI複製への懸念から非公開テストに変更した。
よくある質問
脅迫メールを公表したのは誰ですか?
スタジオ・アットホームで『Dragon's Chronicles』を開発する望部隆氏です。
送信者は何を要求しましたか?
24時間以内に200ドル相当のSteamアイテムを支払うよう要求し、支払えばAI製の複製版を公開しないと主張しました。
望部氏は要求に応じましたか?
応じていません。AIで自身のゲームを簡単に複製することは不可能だと述べ、無差別な詐欺の可能性を指摘しました。