東京国際映画祭、39回目終了後に総括へ 40周年前に体制見直し
久松武雄ディレクターが明らかにした。Nippon Cinema Nowのコンペ化やTIFF-WIP開始も今年から。
東京国際映画祭のディレクターを務める久松武雄氏は、第39回となる今年の映画祭終了後に総括を行い、来年の40周年を前に国際映画祭サーキットにおける自らの位置づけを見直す方針を示した。米バラエティが伝えた。
久松氏によると、この見直しで定まる方向性は、50回目までを見据えた今後10年の東京国際映画祭の進路を決めるものになる。
第39回の上映本数は204本に増え、前回の184本を上回った。同氏は、地理的な近さと開催時期の近接から釜山国際映画祭とは競合関係にあり、アジアと世界における東京国際映画祭の立場を再検討すべき時期だと述べている。
新設のコンペ部門とWIPプログラム
日本映画のショーケース「Nippon Cinema Now」は今年、初めてコンペティション部門となり、2つの新賞が設けられる。制作中の日本映画を国際映画祭や業界関係者につなぐ「TIFF Work-in-Progress(TIFF-WIP)」も新たに始まる。映画祭はTIFFCOMマーケットや国際プロモーション事業も手がけるUniJapanが主催し、久松氏は同社のエグゼクティブディレクターも務めている。
オープニングは瀬々敬久監督の『Sukiyaki』、センター作品は山崎貴監督の『ゴジラ マイナスゼロ』、クロージングはヨン・サンホ監督の『Colony』が飾る。久松氏はこれらの作品を、映画祭の性格を変える意図的な戦略ではなく、それぞれの作品の力で選んだと説明した。
よくある質問
東京国際映画祭の第39回は何本の作品を上映しますか?
204本で、前回の184本から増えています。
Nippon Cinema Nowは今年からどう変わりますか?
日本映画のショーケースだったNippon Cinema Nowが初めてコンペティション部門となり、2つの新賞が設けられます。