Ai2、LLM学習基盤Olmo-core 3を公開
米Allen Institute for AIがオープンソースのLLM学習フレームワークOlmo-core 3を公開。MoEモデルの学習効率を高める。
米Allen Institute for AI(Ai2)は、大規模言語モデル(LLM)を学習させるためのオープンソースフレームワーク「Olmo-core 3」を公開した。同研究所がGitHub上でコードと技術レポートを公表している。
Ai2によると、Olmo-core 3は470億パラメータのMoE(混合エキスパート)モデルの学習において、従来のFSDPベースのシステムと比べてGPUあたりのスループットを約2.7倍に高めた。NVIDIA B300 GPUを8基使ったテストでは、470億パラメータのMoEモデルがGPUあたり毎秒5万2000トークンを処理した。
性能向上の背景には、MoE学習の方式をFully Sharded Data Parallelism(FSDP)からDistributed Data Parallelism(DDP)ベースのシステムへ切り替えたことがある。あわせて、row-wise expert parallelism、GPU-resident routing、grouped GEMMを組み合わせ、データ移動のコストを抑えている。
さらに、低精度フォーマットのMXFP8を適用すると、学習スループットが約21パーセント向上したという。
よくある質問
Olmo-core 3はどこで入手できますか?
Ai2がコードと技術レポートをGitHubで公開している。
Olmo-core 3はどんなモデルの学習に向いていますか?
470億パラメータのMoEモデルでのテストが行われ、GPUあたりのスループットが従来比で約2.7倍になった。