AndroidのSMS脆弱性、10月パッチで修正 14以降が対象
研究者が公表したWAP Push SMSの脆弱性で通話切断や端末停止が発生。Android 14以降向け修正は10月のセキュリティパッチに含まれた。
セキュリティ研究者のMark Blaszczyk氏が、Android 12以降を搭載する端末に影響する脆弱性を公表した。gsmarena.comが報じている。細工されたWAP Push形式のSMSメッセージを送信すると、Androidのテレフォニーフレームワークが適切に処理できず、受信トレイに表示される代わりにバックグラウンドで処理が試みられてエラーが発生する。
この不具合により、通話中の電話が切断されたり、一時的に携帯電話網への接続が失われたりする。複数のメッセージを受信すると端末が使用不能になり、復旧には技術サポートが必要とされるという。脆弱性はGoogle PixelおよびSamsung Galaxyの端末で確認されている。
Googleは5月に研究者から報告を受けた際、この問題をセキュリティ上の脆弱性として認めていなかった。
Androidのエンジニアリングチームは、Android 14以降を搭載する端末向けの10月のセキュリティパッチに修正を盛り込んだ。修正後は、悪意のある可能性がある20件のメッセージのうち1件を処理せずに削除する仕様になる。
Android 13以前の端末は依然として脆弱なままだ。Android 14以降の利用者には10月のセキュリティパッチの適用が推奨される。
よくある質問
どのAndroidバージョンで修正されるのか?
Android 14以降を搭載する端末向けの10月のセキュリティパッチに修正が含まれている。Android 13以前は依然として脆弱なままだ。
この脆弱性の影響は?
通話の切断や一時的な通信サービスの喪失が発生し、複数のメッセージを受信すると端末が使用不能になる。復旧には技術サポートが必要とされる。