アップル、OpenAIの営業秘密侵害疑惑を否定 10月15日に公開の法廷回答
アップルは10月15日の公開法廷回答で、従業員がOpenAIの機密情報を持ち出したとの疑惑を調査した結果、該当情報は発見できなかったと主張した。
アップルは10月15日、OpenAIが提起した営業秘密の盗用疑惑に対する公開の法廷回答を提出し、同社による調査の内容を明らかにするとともに、疑惑を否定した。9to5mac.comが報じた。
アップルによると、問題となっている従業員は一度アップルを退社してOpenAIに移り、その後アップルに復帰した人物である。アップルは、OpenAIが何の通知もなく今回の申立てを行ったと述べている。
アップルは、OpenAIが10月9日にこの問題を同社に伝えたことを受けて調査を実施したと説明。10月12日には、OpenAIの機密情報を特定できなかったとOpenAIに書簡で通知した。さらに具体的な情報の提供を求めたが、OpenAIは回答せず、代わりに裁判所へDocket No. 176を提出したとしている。
証拠保全を含む対応を表明
アップルは、法的義務を果たすために証拠保全を含む適切な措置を講じていると述べた。今回の回答には補足資料2点も含まれている。
背景として、アップルは今年に入り、元従業員のChang Liu氏とTang Tan氏、OpenAI、io Productsを相手取り、営業秘密の不正取得をめぐる訴訟を起こしている。10月14日にはOpenAIが、元従業員が少なくとも1つの未発表のOpenAIデバイスに関する100件を超える極秘ファイルを個人アカウントに送信したと主張する新たな申立てを行った。
よくある質問
アップルはOpenAIの疑惑について何を発表した?
アップルは10月15日の公開法廷回答で、調査の結果OpenAIの機密情報を特定できなかったと説明し、疑惑を否定した。
問題となった従業員は誰?
アップルによると、疑惑の中心となった従業員は一度アップルを退社してOpenAIに移り、その後アップルに復帰した人物。
アップルとOpenAIの間で進んでいる訴訟は?
アップルは今年、元従業員のChang Liu氏とTang Tan氏、OpenAI、io Productsを相手取り、営業秘密の不正取得をめぐる訴訟を起こしている。