AWSとカカオ、AI導入の戦略と基盤を説明
AWSコリアの金基完氏は企業のAI導入で成果を出す割合は6%にとどまると指摘。カカオはカナナの学習と推論で基盤を分ける方針を示した。
AWSコリアのAI事業責任者、金基完氏は2026年10月23日、ソウル市江南区のグランドインターコンチネンタルソウルパルナスで開かれた「AWS AI WAVE 2026」で基調講演し、企業のAI導入の成否はモデルそのものよりも戦略やデータ、運用の仕組みに左右されると述べた。inews24.comが報じた。
金氏は、企業の88%がAIを導入している一方、実際に成果を出しているのは6%にとどまると説明。戦略、データ、プラットフォーム、アプリケーションの4層で構成する企業向けAIフレームワークを提示した。
同氏は複数モデルにまたがるアクセス権限やコスト、セキュリティを一元管理する基盤として、agent core、Amazon Bedrock、ナレッジベース機能を挙げた。
カカオのAIコミュニケーション・シナジー担当バイスプレジデント、金世雄氏は、自社モデル「カナナ」の学習にAWS上のAmazon SageMaker HyperPodを使い、サービスの推論は政府支援のGPUを用いてオンプレミスで行っていると説明した。
カカオは「みんなのAI」構想を、公共サービスや特化型AIサービス、AIエージェントの登録・配布システムをつなぐプラットフォームへ拡大する計画を示した。
よくある質問
AWS AI WAVE 2026はいつ、どこで開かれましたか?
2026年10月23日、ソウル市江南区のグランドインターコンチネンタルソウルパルナスで開かれました。
カカオはカナナの学習と推論をどう使い分けていますか?
学習はAWS上のAmazon SageMaker HyperPod、サービスの推論は政府支援のGPUを使ったオンプレミス環境で行っています。