韓国研究チーム、低質量原始星で新メタノールメーザーを検出
COMPASSサーベイがALMAで11個の低質量原始星を観測し、7個で302.9GHzのクラスIメタノールメーザーを検出。ペルセウス座分子雲のIRAS 4A2では完全重水素化メタノールも確認された。
韓国の研究チームが、アルマ望遠鏡(ALMA)を用いたCOMPASSサーベイの成果として、低質量原始星における新たなクラスIメタノールメーザーの検出と、若い原始星IRAS 4A2における完全重水素化メタノール(CD3OD)の検出を報告した。COMPASSサーベイは最初の7本の研究論文を公開した。この成果はinews24.comが伝えた。
COMPASSサーベイは、ALMAを使って11個の低質量原始星を100時間以上にわたり観測した。そのうち7個の原始星から、302.9GHzの新たなクラスIメタノールメーザーが検出された。中間質量のアウトフローに影響を受けている1個を除いても、10個中6個、約60%の検出率でメーザーが確認された。
さらに、ペルセウス座分子雲にある若い原始星IRAS 4A2では、完全重水素化メタノール(CD3OD)が検出された。
研究にはソウル大学のJeong Jaehong氏とLee Jeong-Eun氏らが参加している。
背景
メタノールメーザーの研究はこれまで主に高質量星形成領域に集中しており、低質量原始星では稀な現象と考えられていた。
よくある質問
COMPASSサーベイとは何ですか?
ALMAを用いて低質量原始星を観測するサーベイで、今回最初の7本の研究論文が公開されました。
どのようなメーザーが検出されましたか?
302.9GHzのクラスIメタノールメーザーが、観測した11個の原始星のうち7個で検出されました。