DJI、バッテリー交換式ドック「Dock 4」発表 45秒で再飛行
DJIが初のバッテリー交換式ドローンドック「Dock 4」を発表。Matrice 5TD専用で、交換は25秒、着陸から45秒以内に再飛行する。
DJIは今週、初のバッテリー交換式ドローンドック「Dock 4」を発表した。ドローンが着陸すると自動でバッテリーを交換し、着陸から45秒以内に再び飛行させると同社は主張している。交換作業自体は25秒で完了する。
Dock 4は925g、260Whのバッテリーパック2個を同時に充電でき、各パックは400サイクルに対応する。15%から95%までの充電時間は27分と見積もられている。本体重量は66kgで、Dock 3と同じ400×400mmの取り付け穴を備える。対応ドローンはMatrice 5TDのみで、DJI O4 Ground Stationが必須となる。仕様はtomshardware.comが報じた。
Matrice 5TDの性能
Matrice 5TDは、ペイロードなしで時速15m/sの前進飛行を約1時間行え、FlyToタスクでは最大21m/sに達する。50MPカメラ3台、1280×1024のネイティブ熱センサー、2560×2048のUHR赤外線モード、カラーナイトビジョン、3,000mまで測距するレーザーレンジファインダーを搭載する。回転式LiDAR、前方・上方・下方のミリ波レーダー、6方向ビジョン、17種類の物体を検知するオンボードAIも備える。
Dock 4はIP56、ドローンはIP55の防塵防水性能を持ち、両方ともマイナス40度から50度の環境で動作する。ドローンは最大12m/sの風に対応する。ドローンは3つのマウントに合計450gまで搭載でき、スピーカー、スポットライト、パラシュートを取り付けられる。
中国のDJIパートナーは、Dock 4、Matrice 5TD、O4 Ground Stationのキットを167,999元(ハードウェアのみで約25,000ドル)で受注している。Dock 4の仕様表にFCCの数値はなく、米国では認可も販売もされていない。
背景として、FCCは2025年12月に外国製ドローンとその重要部品をすべてCovered Listに追加し、Department of Warまたは国土安全保障省による安全保障リスクの判断なしには新モデルのFCC認可を認めない方針を示した。DJIは2026年前半にFCCを提訴している。FCCは2026年8月、LiDARや熱センサーを搭載する既認可の外国製ドローンと既認可のドッキングステーションの販売停止につながり得る提案を公表したが、10月17日時点でドケットに最終命令はなく、対象製品の輸入・販売停止までには連邦官報掲載後180日の猶予が設けられる見通しだ。
よくある質問
Dock 4はどのドローンに対応していますか?
Matrice 5TDのみに対応し、DJI O4 Ground Stationが必要です。
Dock 4のバッテリー交換にかかる時間は?
自動交換は25秒で、着陸から45秒以内に再飛行するとDJIは主張しています。
Dock 4は日本や米国で販売されますか?
米国ではFCCの認可がなく販売されていません。中国ではパートナーが167,999元で受注しています。