DNSSECルート鍵を2026年10月11日に更新、次は耐量子暗号署名へ
DNSSECのルートオブトラスト鍵が2026年10月11日に更新された。新鍵は2025年1月11日から配布され、30日以上の信頼確認を経て有効化された。
DNSSECのルートオブトラスト鍵が2026年10月11日に更新された。DNSSEC導入後2回目の鍵更新となる。DNSSECのリゾルバは新しいルート鍵を以前のルート鍵で署名した状態で受け取り、少なくとも30日間確認したうえで信頼する仕組みだ。
新しい鍵の配布は2025年1月11日に始まっていた。リゾルバ側が鍵を取得し信頼を確立するための期間が確保された形だ。DNSSECで次に予定されている変更は、耐量子暗号に対応した署名アルゴリズムの導入である。
セキュリティ関連では他にも動きがあった。ランサムウェアからの復旧を手がける企業のCEOが、攻撃者との身代金交渉を進めながら被害者に割増料金を請求したとして詐欺罪で訴追された。訴追内容には、攻撃者に9,800ドルを支払いながら被害者には150,000ドルを請求した事例や、企業が身代金として800万ドル超を支払い、顧客には1,800万ドルを請求した事例が含まれる。この件はBleepingComputerが報じている。
フランスでは数百のスーパーマーケットで冷蔵設備が除霜モードに切り替わり温度が上昇する被害が出た。一部では発火したとの報告もある。攻撃は日曜夜に始まったとされ、被害額は30万ドル超と見積もられている。フランスの検察当局は調査を求めた。研究者はダンフォスの冷蔵コントローラーが「admin」というユーザー名と当日の日付をパスワードに設定したままインターネットに直結していた点を指摘した。
OpenAIの従業員は、会議室に隠しマイクを設置しているところを発見され、スパイ行為の容疑で訴追された。
過去の鍵更新と冷蔵設備の事例
DNSSECの鍵更新は2018年の初回に一部で円滑に進まなかった経緯がある。また今回のフランスの事例より数週間前には、米軍が運営する売店で冷蔵設備が除霜モードに切り替わり、食品が一晩で傷む被害が起きていた。
よくある質問
DNSSECのルート鍵はいつ更新されたのか
2026年10月11日に更新された。DNSSEC導入後2回目の更新で、新鍵の配布は2025年1月11日に始まっていた。
次のDNSSECの変更は何か
耐量子暗号に対応した署名アルゴリズムの導入が予定されている。