グーグル、PyTorchアプリをTPUで実行する「TorchTPU」公開
グーグルがオープンソースプロジェクトTorchTPUを公開。既存のPyTorchアプリをコード書き換えなしでTPUやGoogle Cloud上で動かせる。
グーグルは2026年10月20日、オープンソースプロジェクト「TorchTPU」を公開した。既存のPyTorchアプリをコードの書き換えなしでTPU上で実行できるようにするもので、シンプルな設定変更だけでアプリをTPUやGoogle Cloudへ移行できる。digitaltoday.co.krが報じた。
グーグルはアプリの移行やバグ修正を支援する「TPU Agent Suite」も公開した。あわせて、オンデバイスAIランタイムのLiteRTをPyTorchアプリとの連携が向上するよう更新した。
TorchTPUの互換性確保では、Meta、Hugging Face、vLLMを手がけるInferact、SGLangを手がけるRadixArkが協力した。
PyTorchとNVIDIA GPUのこれまで
PyTorchはMetaが2016年に開発した。NVIDIAのGPUがAI研究の標準ハードウェアだった当時、多くの機能がNVIDIA製チップ向けに設計された。2022年にはMetaから非営利のLinux Foundationへ移管されている。
PyTorchアプリを自社チップ向けに動かす動きは他の企業にも広がっている。Amazonは2026年10月19日、PyTorchアプリのコードをTrainiumやAWSへ書き換えなしで移行する独自版「TorchNeuron」を公開した。TechCrunchによると、Amazonは各種機能をNVIDIA製チップから切り離すコードをPyTorchプロジェクトに提出している。
よくある質問
TorchTPUとは何ですか?
グーグルが2026年10月20日に公開したオープンソースプロジェクトで、既存のPyTorchアプリをコードの書き換えなしでTPU上で実行できます。
TorchTPUの開発に協力した企業は?
Meta、Hugging Face、vLLMを手がけるInferact、SGLangを手がけるRadixArkが互換性確保に協力しました。