Kudo Communication、PHP2Shell対応のPHP脆弱性修正パッケージを提供開始
サポート終了済みPHPを使う韓国企業向けにTuxCareのELS for Runtimesを供給。CVE-2026-109618とCVE-2026-109619の修正を含む。
Kudo Communicationは2026年10月27日、サポートが終了したPHPを運用する韓国企業向けに、TuxCareの「ELS for Runtimes」によるセキュリティサポートの提供を開始すると発表した。TuxCareは、PHP2Shell関連の脆弱性CVE-2026-109618およびCVE-2026-109619に対する修正を含むパッケージを提供するとしている。
「ELS for Runtimes」は、サポート終了となったPHPを含む環境にセキュリティパッチを適用するサービスだ。既存のバージョン系列に修正をバックポートする方式のため、企業はPHPを直ちにアップグレードすることなく対応できる。Kudo CommunicationはTuxCareの韓国における独占販売代理店を務めている。
KISAが新たな脆弱性を指摘
dailysecu.comによると、韓国インターネット振興院(KISA)は24日、特定のセッション設定の組み合わせで新たな脆弱性CVE-2026-115560が発生しうるとし、21日に配布されたセキュリティ更新では修正されないと明らかにした。KISAは暫定的な対策として、ファイルアップロードの進捗追跡を無効化し、すべてのPHPワーカープロセスを再起動するよう勧告している。
PHPでは先ごろ、遠隔コード実行につながるPHP2Shell脆弱性が公表され、その後さらに新たな脆弱性が確認されていた。
よくある質問
ELS for Runtimesとは何ですか?
サポート終了となったPHPなどの環境にセキュリティパッチを提供するTuxCareのサービスで、既存のバージョン系列に修正をバックポートする方式です。
PHP2Shell関連でどの脆弱性に対応しますか?
CVE-2026-109618とCVE-2026-109619の修正を含むパッケージを提供するとTuxCareは説明しています。
CVE-2026-115560への暫定対策は?
KISAはファイルアップロードの進捗追跡を無効化し、すべてのPHPワーカープロセスを再起動するよう勧告しています。