Linuxカーネルビルドが15秒に、Stoakes氏のパッチで短縮
Lorenzo Stoakes氏のv4カーネルパッチにより、defconfig x86-64カーネルのビルド時間が22秒超から15秒に短縮。allmodconfigも169秒から134秒に短縮した。
Linuxカーネルのコンパイル時間が、ハイエンドワークステーション上で約15秒まで短縮された。Lorenzo Stoakes氏が投稿したv4カーネルパッチにより、テストシステム上のdefconfig x86-64カーネルのビルドが22秒超から15秒へと短縮された。この結果をPhoronixのMichael Larabel氏が報じている。
テストシステムはAMD EPYC 9575F(64コア)を2基、64GB DDR5-6400モジュールを24本、Samsung PM1743 3.84TB PCIe Gen 5.0 NVMe SSDを搭載した構成だ。コンパイルベンチマークではRAMディスクを使用していない点が注目される。
より多くのドライバや機能を有効にするallmodconfigビルドでも効果が確認されており、ビルド時間は169秒から134秒に短縮された。
さらなる高速化の見通し
Phoronixは、AMD Zen 6世代のEPYC 9686FシステムにMRDIMMとPCIe Gen6ストレージを組み合わせれば、defconfig x86-64カーネルのコンパイルが10秒を下回る可能性があると予想している。
よくある質問
Linuxカーネルのビルド時間はどれくらい短縮されたのか?
Lorenzo Stoakes氏のv4パッチにより、defconfig x86-64カーネルのビルドが22秒超から15秒に、allmodconfigビルドが169秒から134秒に短縮された。
テストに使われたシステム構成は?
AMD EPYC 9575F(64コア)2基、64GB DDR5-6400モジュール24本、Samsung PM1743 3.84TB PCIe Gen 5.0 NVMe SSD。RAMディスクは使用していない。
今後さらに速くなる見込みはあるか?
PhoronixはAMD Zen 6世代のEPYC 9686F、MRDIMM、PCIe Gen6ストレージの組み合わせでdefconfig x86-64のコンパイルが10秒未満になる可能性があると予想している。