Liquid AI、判断特化モデルd1-ultra公開 API提供開始
Liquid AIはテキストと画像を入力し1回の順伝播で判断を出力するd1-ultraをAPIで提供開始。Artificial AnalysisのDecision Indexで65点を記録し首位。
Liquid AIは2026年10月15日、マルチモーダルな意思決定モデル「d1-ultra」を公開し、同社APIを通じた提供を開始した。
d1-ultraはテキストと画像、またはその両方を受け取り、出力トークンを別途生成することなく1回の順伝播で結果を返す。各選択肢の確率を判断とあわせて提示する点が特徴で、Liquid AIによると、独自に実施した112の評価領域すべてでTypeSafe AIの「Jev 1.14」を上回ったという。
Artificial AnalysisのDecision Indexでは65点を獲得し1位となった。価格は入力100万トークンあたり0.042ドルで、Jevと同じ入力単価を設定し、出力トークンへの別途課金はない。画像は32×32ピクセルのパッチあたり1.5トークンとして入力扱いで課金され、1024×1024ピクセルの画像は1536トークンと計算される。
パラメータ数やベースとなったオープンウェイトモデル名は公表されておらず、ダウンロード可能な重みや量子化版の提供も発表されていない。Liquid AIはVercel AI ゲートウェイとOpenRouter経由での提供を計画していると述べた。
初回評価からの変化
2026年10月13日に公表された最初のDecision Index評価では、Jev 1.13が58点、Passino LabsのGLiDEとMicrosoftのDecision-1がそれぞれ54点だった。同評価でLiquid AIの前モデルd1は知識の正確性で41対35とJev 1.13を上回った一方、誤答の回避では2対35と大きく下回っていた。なお、Liquid AIは今月初めに前モデルd1を公開している。
よくある質問
d1-ultraの料金はいくらですか?
入力100万トークンあたり0.042ドルで、出力トークンへの別途課金はありません。画像は32×32ピクセルのパッチあたり1.5トークンとして入力扱いで課金されます。
d1-ultraはどこで利用できますか?
Liquid AIのAPIで提供が開始されています。Vercel AI ゲートウェイとOpenRouter経由での提供は計画中です。
Artificial AnalysisのDecision Indexで何点でしたか?
65点を獲得し、1位となりました。