Meta、新AIモデル「Muse Wonder」発表 最上位版はClaude Opus 5.5に次ぐ
Metaは新たなフロンティアAIモデル「Muse Wonder」と「Muse Wonder Full」を発表。APIとMuse Codeで提供し、社内プラットフォームにも展開すると説明した。
Metaは新たなAIモデル「Muse Wonder」と「Muse Wonder Full」を発表した。Muse Wonder Fullは世界で最も能力の高いAIモデルの一つに数えられるフロンティア級の性能を持つと同社は説明している。
両モデルはAPIを通じて、またAIでソフトウェアを書くためのツール「Muse Code」を通じて利用可能になる。最高性能版は同社プラットフォームの各種機能を支え、パーソナルエージェント「Muse」にも搭載されるとしている。
Metaによると、Muse Wonderの最大版はArtificial Analysis Intelligence IndexでAnthropicのClaude Fable 5.1を上回り、Claude Opus 5.5に次ぐ順位につけた。法律文書作業やソフトウェア構築など一部の専門ベンチマークでは、OpenAIのGPT-6 AstraやClaude Fable 5.1、Claude Opus 5.5も上回るという。
Muse Wonderには「Active Memory」と「Active Focus」という2つの新機能が加わった。設定した目標にモデルを集中させ、混乱を防ぐことを狙う。生物兵器のレシピやハッキング支援といった危険な出力を生成しないよう訓練したとMetaは述べている。
一方、Muse Wonderモデルの構築方法や訓練手法の詳細は開示していない。Muse Wonderを搭載したエージェントがテストで問題を起こしたかどうか、またその対策についても明らかにしていない。
これまでの経緯
Metaは昨年、Mark Zuckerberg氏が新設のMeta Superintelligence Labsに数十億ドルを投じ、Scale AIの前CEO、Alexandr Wang氏を責任者に迎えてAI体制を立て直した。同社はかつてLlamaシリーズで大手ラボによる初期のフロンティア級オープンウェイトモデルを提供し、研究者やスタートアップに広く採用されたが、その後AnthropicやOpenAI、Googleがより高性能なモデルを相次いで投入する中で後れを取った。Metaは今年4月に新ラボ初のモデル「Muse Spark」を発表し、小規模なオープンウェイトモデル「Muse Glimmer」も公開。より大規模なオープンウェイトモデルのリリースも計画しているとしている。
よくある質問
Muse Wonderはどこで使えますか?
APIと、AIでソフトウェアを書くためのツール「Muse Code」を通じて利用できるとMetaは説明している。最高性能版は同社プラットフォームの各種機能やパーソナルエージェント「Muse」にも搭載される予定。
Muse Wonderの性能はどの程度ですか?
Metaによると、最大版はArtificial Analysis Intelligence IndexでClaude Fable 5.1を上回り、Claude Opus 5.5に次ぐ。法律文書作業やソフトウェア構築など一部の専門ベンチマークではGPT-6 AstraやClaude Fable 5.1、Claude Opus 5.5も上回るという。
Muse Wonderの訓練方法は公開されていますか?
MetaはMuse Wonderモデルの構築方法や訓練手法の詳細を開示していない。