米NRC、TVAのBWRX-300建設を承認
米原子力規制委員会がテネシー川流域開発公社のクリンチ川サイトにおけるBWRX-300原子炉の建設許可を承認した。審査には14か月を要した。
米原子力規制委員会(NRC)は、テネシー川流域開発公社(TVA)がテネシー州のクリンチ川サイトでBWRX-300小型モジュール炉を建設するための許可を承認した。techradar.comが報じた。審査には14か月を要した。
承認されたBWRX-300の出力は300MWで、沸騰水型技術を採用し、冷却材の循環に自然循環を用いる。TVAはこのサイトで最大4基のBWRX-300の建設を検討している。
ただし、TVAは承認された原子炉に核燃料を装荷し、発電を行うには、さらに別の許認可を取得する必要がある。
各国で進むBWRX-300の導入計画
カナダではOntario Power Generationが同国初のBWRX-300ユニットを開発中だ。英国ではSGEが3か所のサイトで最大14基のBWRX-300を提案しており、計画の費用は約350億ポンドに上る可能性がある。
米国ではBlue Energyが、データセンターへの電力供給を目的としてテキサス州でBWRX-300の開発許可を申請している。
BWRX-300は、より単純な設計と部品点数の削減により、建設上の課題に対応することを目指している。300MWの出力は、ジョージア州のVogtle施設にある新型炉の約4分の1に相当する。
よくある質問
BWRX-300の出力はどのくらいですか?
承認されたBWRX-300の出力は300MWです。
TVAはクリンチ川サイトで何基の建設を検討していますか?
TVAは同サイトで最大4基のBWRX-300の建設を検討しています。
今回の承認だけで発電は可能ですか?
いいえ。TVAは核燃料の装荷や発電の前に、さらに別の許認可を取得する必要があります。