パロアルト、PHP2Shell悪用の攻撃を確認
PAN-OSの管理画面に影響するPHP2Shellの脆弱性2件で実際の攻撃が確認され、パロアルトネットワークスが修正版を提供している。
パロアルトネットワークスは2026年10月28日から29日にかけてセキュリティアドバイザリを更新し、PHPソフトウェアの脆弱性2件(CVE-2026-109618、CVE-2026-109619)を悪用した攻撃が実際に発生していると確認した。dailysecu.comが報じた。
この2件は「PHP2Shell」と呼ばれ、メモリ処理の不具合により認証なしで遠隔からコードを実行できる。同社は自社製品へのリスクをCVSS 4.0で9.2と評価し、対応の緊急度を最高レベルに設定した。
脆弱性は、ファイヤーウォールのセキュリティポリシー設定やシステム管理に使われるWeb管理インターフェースに存在する。影響を受けるのはPAN-OS 10.2、11.1、11.2、12.1、12.2系の一部バージョン、PAシリーズとVMシリーズのファイヤーウォール、Panoramaとなる。
修正版と緩和策
同社はPAN-OS 12.2.4-h1、12.1.7-h11、11.2.10-h16、11.1.4-h38、10.2.18-h13の修正版を提供している。あわせて関連する攻撃を検知するための脅威防御シグネチャも提供する。
GlobalProtectのポータルとゲートウェイ、クライアントレスVPNは影響を受けないと同社は説明している。顧客には修正版の適用と外部からの管理画面へのアクセス制限が求められている。
よくある質問
PHP2Shellとは何ですか?
PAN-OSのWeb管理インターフェースに存在する脆弱性2件(CVE-2026-109618、CVE-2026-109619)の通称で、認証なしの遠隔コード実行につながる。
修正版はどれですか?
PAN-OS 12.2.4-h1、12.1.7-h11、11.2.10-h16、11.1.4-h38、10.2.18-h13が提供されている。
GlobalProtectは影響を受けますか?
GlobalProtectのポータルとゲートウェイ、クライアントレスVPNは影響を受けないとベンダーは説明している。