PHP2Shell悪用の攻撃準備か、サイバー企業が報告
シンガポールのCYFIRMAが、PHP2Shellの脆弱性を悪用する攻撃計画を検知。北朝鮮のハッカー集団との関連を中程度の確度で指摘した。
シンガポールのサイバーセキュリティ企業CYFIRMAは、PHPの脆弱性「PHP2Shell」(CVE-2026-109618、CVE-2026-109619)を悪用したサイバー攻撃が計画されていると報告した。匿名性の高いネットワークI2P上で韓国語を話す人物らが攻撃について議論しているのを検知したという。etnews.comが伝えた。
議論に挙がった標的は政府機関、銀行などの金融機関、製造、物流・海運、空港・航空、オンライン取引プラットフォーム、商社、建設会社に及ぶ。対象地域としては韓国、米国、日本、オーストラリア、台湾、インド、シンガポール、UAE、サウジアラビア、EUが挙げられた。
関係者は、収集した実証コード(PoC)の優先順位付けにAIモデルを使い、使用前に制御された環境で検証したとされる。CYFIRMAはこの活動を「June 2026 Minjun」キャンペーンと名付け、北朝鮮のLAZARUS ラザロとの関連について中程度の確度と評価している。
脆弱性公表後の動き
PHPの開発チームは2026年10月21日、この脆弱性を修正するセキュリティアップデートを公開した。韓国の科学技術情報通信部とKISAは翌10月22日、脆弱性に関する「注意」警報を発令し、企業に対策を呼びかけた。
よくある質問
PHP2Shellの脆弱性とは何ですか?
PHP2Shell(CVE-2026-109618、CVE-2026-109619)はPHPの脆弱性で、PHP開発チームが2026年10月21日に修正するセキュリティアップデートを公開した。
攻撃の標的として挙がった地域は?
韓国、米国、日本、オーストラリア、台湾、インド、シンガポール、UAE、サウジアラビア、EUが挙げられた。
北朝鮮との関連は確認されているのですか?
CYFIRMAはLAZARUS ラザロとの関連について中程度の確度と評価しており、確定した事実ではない。