PHP2Shell攻撃コードがGitHubで拡散、アンラボASECが注意喚起
アンラボのASECは、PHP2Shell関連のGitHubリポジトリ上位100件のうち99件が同脆弱性を扱っていたと報告し、PHPの更新を呼びかけた。
アンラボのセキュリティ脅威分析組織ASECは2026年10月24日、PHPの脆弱性「PHP2Shell」に関連する攻撃コードがGitHub上で急速に拡散しているとする分析を公開し、検証されていないコードの実行が新たな脅威につながる恐れがあると警告した。bloter.netが伝えた。
PHP2Shellは、別途の認証なしに攻撃者がサーバー上で悪意あるコマンドを実行できる2つのPHP脆弱性、CVE-2026-109618とCVE-2026-109619の総称だ。ASECは「PHP2Shell」で検索して見つかったフォークを除くGitHubリポジトリの上位100件のうち、99件がこの脆弱性を扱っていたと報告した。
ASECは分析対象のリポジトリのうち46件を防御目的、36件を実証実験(PoC)や練習環境向けと分類した。分析対象全体のスター数1394のうち1158(83%)がPoCリポジトリに集まり、防御目的のリポジトリは148だった。分析したPoCリポジトリ27件のうち21件はスターが10未満だったという。
PHPの更新と侵害痕跡の確認を推奨
ASECは今回の分析について、コードを直接検証したものではなく、リポジトリの名前や説明、トピックに基づくものだと説明した。そのうえで、PHPを修正版の8.2.35、8.3.36、8.4.27、8.5.12のいずれかに更新するよう勧めている。
また、すでに外部に公開されているサーバーについては、不審なリクエストや疑わしいファイルなど侵害の痕跡がないか確認するよう助言した。
海外のセキュリティ企業WatchTowerは2026年10月21日、自社の攻撃検知サーバーネットワーク上でこの脆弱性の悪用を観測したと明らかにしている。
よくある質問
PHP2Shellとは何ですか?
別途の認証なしに攻撃者がサーバー上で悪意あるコマンドを実行できる2つのPHP脆弱性、CVE-2026-109618とCVE-2026-109619の総称です。
どのPHPバージョンに更新すればよいですか?
アンラボのASECは修正版の8.2.35、8.3.36、8.4.27、8.5.12への更新を勧めています。