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シーゲイトと東芝、TDKのHDD磁気ヘッド事業で買収競争か

TDKのHDD磁気ヘッド事業をめぐり、シーゲイトと東芝が数十億ドル規模の買収で競合していると報じられた。東芝は会合も買収計画も否定している。

シーゲイト・テクノロジーと東芝が、TDKのハードディスクドライブ(HDD)用磁気ヘッド事業の買収をめぐって競合していると報じられた。関係者によると、取引規模は数十億ドルに上るという。この話を最初に伝えたのはBloombergで、市場調査会社TrendForceの推計も引用されている。

関係者によれば、シーゲイト、東芝、TDKの幹部が先週東京で会合を開き、磁気ヘッドの供給を維持するための仕組みについて協議した。議題には合弁事業の設立案も含まれていたとされる。ただし、この会合は公式に確認されたものではない。

東芝は、会合が開かれた事実を否定し、HDD用磁気ヘッドの生産能力を取得する計画も否定した。TDKとシーゲイトは、この件について公にコメントしていない。

TDKの磁気ヘッド事業をめぐる背景

TDKは、HDD用磁気ヘッドを手がける世界で唯一の独立系サプライヤーであり、東芝にとっては唯一の供給元にあたる。シーゲイトとウェスタン・デジタルは磁気ヘッドを内製する一方、必要に応じてTDKからも調達している。近年、TDKはシーゲイトのHAMRドライブ、ウェスタン・デジタルのEAMR製品、東芝のMAMR HDD向けに磁気ヘッドを生産してきた。東芝は2026年春にTDKへHDDヘッド事業の買収を打診し、その後シーゲイトが夏に高い提示額で交渉に加わったとされる。TDKはAI関連需要の拡大を見据え、電池や受動部品、センサーへ経営資源を振り向けつつある。TrendForceの推計では、HDDの出荷量(ビットベース)でシーゲイトとウェスタン・デジタルがそれぞれ約45%を占め、東芝は約10%にとどまる。

よくある質問

TDKのHDD磁気ヘッド事業をめぐり、誰が買収を争っていますか。

シーゲイト・テクノロジーと東芝が買収を競合していると報じられています。取引規模は数十億ドルとされますが、両社やTDKは正式には発表していません。

東芝はこの報道を認めていますか。

東芝は、東京で会合が開かれた事実を否定し、HDD用磁気ヘッドの生産能力を取得する計画も否定しています。

TDKはHDD磁気ヘッド市場でどのような位置づけですか。

TDKはHDD用磁気ヘッドを手がける世界で唯一の独立系サプライヤーで、東芝にとっては唯一の供給元です。シーゲイトとウェスタン・デジタルは内製しつつ、必要に応じてTDKからも調達しています。

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