Sipeed、3万ドル台のAI端末でNvidia超えを主張
SipeedはMaixStationを発表し、一部のQwen処理でNvidiaのDGX Sparkを上回ると主張した。Kickstarterは数カ月以内に開始予定だ。
Sipeedは、発売予定のAIミニPC「MaixStation」について、一部のQwen系ワークロードでNvidiaの「DGX Spark」を上回ると主張した。Kickstarterキャンペーンは数カ月以内に開始する予定だとしている。techradar.comが報じた。
MaixStationはAxeraの「AX8860P」を搭載する。16基のArm Cortex-A55コアを備え、AIアクセラレーションは256 TOPS、一般的な消費電力は約40Wだとされる。Sipeedが公開したQwenの結果では、128GB構成がDGX Sparkをわずかに上回り、ソフトウェアの改善余地も残っているという。
両機ともメモリ帯域は273GB/sだが、SipeedによればMaixStationのアーキテクチャはプリフィル時に高い利用率を維持できる。比較はマルチトークン予測による投機的デコーディングを無効にして実施された。
AX8860Pは6nmプロセスで製造され、256ビットLPDDR5XメモリとPCIe 5.0に対応し、Axeraの「AXLink」インターコネクトを備える。Axeraは複数チップをAXLinkで接続した際のインターコネクト効率を約80%としている。本体は110×110×30mmで、USB 3.0 Type-Cと10GbE SFP+を搭載し、65WのUSB PD給電で動作する。
Sipeedは32GBモデルでQwen3.8-27B、128GBモデルでQwen3.8-Flash-Next 125Bを動かせると説明する。2台で256GBとしてDeepSeek V4-Flash 284B、4台構成のMaixStation Proでは512GBでDeepSeek V4.1-Flash 552Bに対応するという。
価格と提供時期
Sipeedは32GBモデルを2,000ドル未満、128GB構成を4,000ドル未満とする見込みを示している。ソフトウェアはPyTorch、ONNX、vLLM、SGLang、Hugging Face形式のほか、OpenAI互換インターフェースに対応するとされる。Kickstarterでは30ドルの予約で100ドルの割引が受けられるという。なお、Nvidiaは2025年3月の時点でDGX Sparkの価格を3,000〜4,000ドルと案内していた。市販時期、最終価格、第三者による性能検証はいずれも未確定だ。
よくある質問
MaixStationの価格はいくらですか?
Sipeedは32GBモデルを2,000ドル未満、128GB構成を4,000ドル未満と見込んでいます。最終価格は未確定です。
MaixStationはいつ発売されますか?
Kickstarterキャンペーンが数カ月以内に開始される予定ですが、市販時期は明らかになっていません。
MaixStationはどのモデルに対応しますか?
32GBモデルはQwen3.8-27B、128GBモデルはQwen3.8-Flash-Next 125Bに対応するとされています。