トーバルズ氏、AI活用を語る ギターペダル開発やカーネルレビュー
リーナス・トーバルズ氏がOpen Source Summit Europeで、AIを道具として使うと楽しいと発言。Sashikoによる公開レビューがLinuxカーネルメーリングリストで始まったことも明かした。
リーナス・トーバルズ氏はOpen Source Summit Europeで、AIの利用がとても気に入っていると述べた。zdnet.comが報じた。同氏はAIを「自分が苦手なこと」に使っていると説明し、道具として正しく扱えば素晴らしいツールだと語った。
トーバルズ氏はまた、AIがプログラミングをずっと楽しくしてくれると述べ、バイブコーディングに触れて「プログラミングの楽しさを見つける素晴らしい方法」と表現した。さらに、新しいプログラマーにとっての「ゲートウェイ」になるとの見方を示した。
同氏は自身のギターペダルのおもちゃのプロジェクトにAIを適用し、ユーザーインターフェースの改善を試みた。ただ、その試みは「ひどい」結果で、すでにCで正しく書けていたと振り返った。
カーネル開発でのAI活用
トーバルズ氏によると、エージェント型のLinuxカーネルコードレビューシステムSashikoは現在、Linux Kernel Mailing Listに公開レビューを投稿している。一部のサブシステムのメンテナーは、パッチの受け入れ前にSashikoのレビューを受けることを期待しているという。同氏はAIによるコードチェックは定着すると述べた。
同氏はまた、前日のLinux Kernel Maintainer Summitの議論の4分の3が、AI生成を課題とすることに関係していたと明かした。
背景として、System76はCOSMICデスクトップへのAI生成コンテンツの持ち込みを禁止している。トーバルズ氏は今年初めにムンバイで、もっともらしいが虚偽のバグ報告は否定するのに多大な人手を要すると述べていた。
よくある質問
Sashikoとは何ですか?
トーバルズ氏によると、エージェント型のLinuxカーネルコードレビューシステムで、現在はLinux Kernel Mailing Listに公開レビューを投稿している。一部のメンテナーはパッチの受け入れ前にSashikoのレビューを期待しているという。
トーバルズ氏はAIを何に使っていますか?
同氏はAIを自分が苦手なことに使っていると述べ、自身のギターペダルのおもちゃのプロジェクトのユーザーインターフェース改善にも適用した。