アップステージ、行政共通AI基盤でSolar Pro 4の本格提供を開始
Solar Pro 4はサムスンSDSのFabriX経由で提供され、行政機関は独自のGPUサーバーを構築せずにチャットやAPIで利用できる。
アップステージは11月3日、自社の大規模言語モデル「Solar Pro 4」を政府全体の共通AI基盤に配備し、本格的なサービス提供を開始したと発表した。同モデルはサムスンSDSのAIプラットフォーム「FabriX」を通じて提供される。
Solar Pro 4は、国家情報院のセキュリティ審査を通過した行政ネットワーク基盤上で稼働する。行政機関は自前のGPUサーバーを構築することなく、チャットインターフェースまたはAPIを通じてモデルを利用できる。
同モデルは、法令や報道資料、行政業務資料などの内部データに基づいた回答を生成できる。主な用途として、条例や規則の改正が上位法と抵触しないかの確認、住民からの苦情対応文の作成、会議資料からの報告書作成、長文の政策文書の要約が挙げられる。
8月に公開された国産LLM
Solar Pro 4は、アップステージが8月に公開した自社開発のLLMで、韓国語と文書処理に特化しているとされる。従来、公共機関はセキュリティ上の懸念から外部AIサービスで内部データを扱いにくく、GPUインフラの構築負担も課題となっていた。
今回のサービス開始は、デジタルトゥデイ(digitaltoday.co.kr)が報じた。
よくある質問
Solar Pro 4はどのように提供されるのか。
サムスンSDSのAIプラットフォーム「FabriX」を通じて提供される。
行政機関は独自のGPUサーバーを用意する必要があるか。
不要。行政ネットワーク基盤上で稼働するモデルを、チャットインターフェースまたはAPIで利用できる。
主な用途は何か。
条例・規則の改正と上位法の抵触確認、苦情対応文の作成、会議資料からの報告書作成、長文政策文書の要約など。