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アニメ産業、2025年に15.8%増の2兆8180億円 過去最高

日本動画協会がTIFFCOMでアニメ産業レポートを発表。海外収益が全体の約57%を占め、制作会社への還元は8%増の5050億円だった。

日本動画協会(AJA)はTIFFCOMで「アニメ産業レポート」の数値を発表し、2025年の日本のアニメ産業が前年比15.8%増の281億8000万ドル(2兆8180億円)に拡大したと明らかにした。deadline.comが報じた。レポートの編集長を務める長谷川正博氏が登壇して数字を説明した。

海外収益は161億ドル(1兆6100億円)に達し、全体の約57%を占めた。国内収益は120億ドル(1兆900億円)で約43%。伸び率は国内が前年比14%強、海外が17%となっている。

アニメ制作会社に還流した収益は8%増の32億ドル(5050億円)だった。制作会社の収益は前年が29億5000万ドル(4660億円)で、そこからの増加となる。

海外市場がけん引

アニメの海外収益が国内収益を初めて上回ったのは2020年で、以降その差は広がっている。2024年は海外販売が26%伸びた一方、国内収益はほぼ横ばいだった。

作品面では、2025年に公開された「Demon Slayer: Kimetsu No Yaiba The Movie – Infinity Castle」が世界で約8億ドルを稼ぎ、日本映画として歴代最高の興行収入を記録した。2026年は「Chiikawa The Movie: The Secret Of Mermaid Island」がこれまでに世界で約1億5900万ドルを上げ、Box Office Mojoの2026年世界ランキングで31位につけている。

政府のIP360構想は、日本のコンテンツ輸出額を2033年までに1270億ドル(20兆円)へ引き上げる目標を掲げ、うちアニメの輸出目標は380億ドル(6兆円)としている。

よくある質問

2025年の日本のアニメ産業の市場規模は?

前年比15.8%増の281億8000万ドル(2兆8180億円)で、日本動画協会がTIFFCOMで発表した。

海外と国内の収益の内訳は?

海外が161億ドル(1兆6100億円)で全体の約57%、国内が120億ドル(1兆900億円)で約43%。伸び率は海外17%、国内14%強。

制作会社に還流した収益は?

前年比8%増の32億ドル(5050億円)。前年は29億5000万ドル(4660億円)だった。

出典