Kenney氏とSweeney氏がX上でAIめぐり激論、Musk氏も反応
無料アセットで知られるKenney氏の生成AI利用に抗議する投稿に、Epic GamesのSweeney CEOが反発。両者の応酬にMusk氏が加わった。
無料のゲームアセットを配布することで知られるアーティストのKenney氏がXに投稿し、クリエイターに対し生成AIの利用を求める圧力に屈しないよう呼びかけたところ、Epic GamesのCEO、Tim Sweeney氏がこれに反発し、両者が公開の場で応酬を繰り広げた。PC Gamerが報じた。Sweeney氏はKenney氏の投稿を「bullshit」と評し、「up yours」と述べた。XのオーナーであるElon Musk氏もSweeney氏を支持するコメントを寄せた。
Kenney氏はPC Gamerに対し、現状の生成AIを使うことは道義的に問題があると述べた。一方で、元の投稿を書いた時点でSweeney氏を念頭に置いていなかったとも説明している。
Sweeney氏は今週PC Gamerに語ったところによると、AIに賛成する発言は激しい批判を招きやすく、ゲーム業界でAIを実際に導入しているプロフェッショナルの多くが声を上げるのをためらっているという。同氏はまた、AIへの反対意見の大半は草の根を装った反AIキャンペーンによるものだと主張したが、PC Gamerはその根拠を確認できていないとしている。さらに同氏は、SteamのAI利用開示要件を「abhorrent(忌まわしい)」と批判した。
業界で続くAI開示の議論
2025年には、『Baldur's Gate 3』を手がけるラリアンスタジオが限定的なAI利用について言及したことで大きな反発を受けた。Arc Raidersは生成AI利用を理由にEurogamerで5点満点中2点の評価を受けたが、1600万本以上を販売している。GameDiscoverCoの調査では、回答したSteamユーザーの約69%がAI利用を開示したゲームの購入について少なくとも中立的で、55%以上がAI開示ルールの厳格化を望んでいる。
EpicはAIに焦点を当てたゲームジャムを告知し、新しいEpic Games Storeランチャーを「vibe coded」と表現している。インディーゲームのMoon Sweepersは60万本の販売を発表したばかりだ。
よくある質問
Kenney氏とTim Sweeney氏の間で何があったのか?
Kenney氏が生成AIの利用を巡りクリエイターに圧力に屈しないようXで呼びかけたのに対し、Sweeney氏が反発して「up yours」と述べ、公開の場で応酬となった。
Elon Musk氏はこの議論にどう関わったのか?
XのオーナーであるMusk氏は、Sweeney氏を支持するコメントを寄せた。