リバティーク氏、AIはマーベルのVFXを代替も映画は代替せず
撮影監督のマシュー・リバティーク氏がEvolution Mallorcaで、AIはマーベルの視覚効果業務を担い得るが俳優や映画そのものは代替しないと述べた。
撮影監督のマシュー・リバティーク氏は2026年10月30日、スペインのマヨルカ島で開かれた映画祭Evolution Mallorcaで、AIはマーベルが視覚効果(VFX)で行っている作業を代替し得るが、AI俳優や映画そのものを代替することはないとの見方を示した。米Varietyが報じた。
リバティーク氏は、マーベルが巨額を投じて作品を制作していることを踏まえ、VFXのコスト抑制のためにAIを活用する理由は理解できると述べた。一方で、マーベルがAI俳優を起用することはないとの考えも示した。
同氏はまた、次回ダーレン・アロノフスキー監督と組む作品の撮影を前に、AIを使ったテストを近く行うことを明かした。ただし次作も撮影現場で人間が演出する従来の映画制作の形で作られるとしている。
AIの活用については、ポストプロダクションで光の映写などを補正する目的で使った経験があると語った。2006年公開の『300』のようなオールデジタル制作の例にも触れ、AIが登場する前から制作手法は変化してきたとの認識を示した。
アロノフスキー監督のAIスタジオ
アロノフスキー監督は昨年、Google DeepMindとの協力でAIスタジオPrimordial Soupを立ち上げている。
よくある質問
リバティーク氏はAIが映画を代替すると考えていますか?
代替しないとの見方です。AIはマーベルのVFX作業を担い得る一方、AI俳優や映画そのものは代替しないと述べています。
アロノフスキー監督との次作でAIは使われますか?
撮影前にAIを使ったテストを近く行う予定ですが、作品自体は撮影現場で人間が演出する形で制作されるとされています。