自主映画の登竜門から飛び出した新スタジオ、「スパイン・ドロップ・ピクチャーズ」がホラー3作品を発表
ドバイの監督ファイサル・ハシミが設立した新会社スパイン・ドロップ・ピクチャーズは、低予算のホラー映画3本を第1弾として製作する。
ドバイを拠点とする監督・脚本家のファイサル・ハシミが、ジャンル映画に特化した製作会社スパイン・ドロップ・ピクチャーズを設立し、第1弾としてホラー長編3作品を発表した。deadline.comが報じた。
3作品はいずれもハシミ自身が脚本を書き、監督も務める。ホラーアンソロジー『Off Plan』はドバイを舞台に一夜の出来事を6つの物語で描く構成で、各パートを独立して撮影できるモジュール方式が採用される。
超自然スリラー『Cinder』はアラブ首長国連邦の山間部を舞台に、2020年の短編『Amber』の世界を広げる作品。『Latching』はパキスタン・カラチの一夜を舞台にしたフェミニスト視点の憑依・復讐ホラーで、現在製作に向けて開発が進められている。
スパイン・ドロップ・ピクチャーズは、予算100万ドル未満のアイデア重視のジャンル映画を製作方針に掲げる。作品群への投資や国際共同製作、戦略的な資金調達、配給パートナーシップの可能性も検討している。
15年の短編製作から長編へ
ハシミは15年のキャリアで『Amber』『Wicken』『Skipped』など10本の短編を手がけ、各地の映画祭で上映されたほか、ユーチューブでの合計再生回数は300万回を超えた。『Amber』は2020年、アル・アイン映画祭で最優秀作品賞を受賞している。
近年はアリ・F・モスタファ監督の『City of Life Continuum』で共同脚本を担当。同作はモスタファの2009年のデビュー作『City of Life』の続編にあたる。
よくある質問
スパイン・ドロップ・ピクチャーズの第1弾作品は?
『Off Plan』『Cinder』『Latching』のホラー長編3作品で、いずれもファイサル・ハシミが脚本・監督を務める。
『Cinder』はどんな作品?
アラブ首長国連邦の山間部を舞台にした超自然スリラーで、ハシミの2020年の短編『Amber』を発展させた作品。