Weta FX、TAICCAと提携 AI戦略と人材育成で
Weta FXが台湾クリエイティブコンテンツエージェンシーとTCCFで提携を締結。若手人材の発掘と生成AI活用の加速を図る。
視覚効果(VFX)大手のWeta FXは2026年11月6日、台湾のTaiwan Creative Content Fest(TCCF)で台湾クリエイティブコンテンツエージェンシー(TAICCA)との提携を締結した。人材育成と生成AIの活用加速を目的とする。Varietyが報じた。
Weta FXのCEO、Daniel Seah氏は、制作会社が生成AIを禁じる姿勢から、取引先にAI戦略を求める姿勢へと移ったと説明した。2026年第3四半期以降、AI戦略がなければWetaとは取引しないとクライアントから告げられたという。
提携の下で、TAICCAと台湾の文化部が若手人材を発掘し、Weta FXに紹介する。Weta FXはウェリントン、メルボルン、バンクーバーの拠点でインターンシップを提供する可能性がある。
Weta FXは台湾のアニメーション・VFXスタジオ、Moonshine Studioと約6カ月間協業してきた。CTOのKimball Thurston氏によると、同社は世界の改変や再現のための独自AIモデルを構築している。クライアントが許可する場合には、Kling AIやByteDanceのSeedanceなど外部の動画モデルも使用する。
Weta FXは約18カ月前に「Rongotai Model Train Club」というオープンソースプロジェクトを開始した。Seah氏はロンドンに代表事務所を開設する可能性が高いとも述べている。
制作会社のAI方針は転換
Seah氏によると、2025年初めには制作会社の法務部門が、いかなる作品でも生成AIは使えないとWeta FXに伝えていた。2025年半ばには、事前承認を得て少数の企業と協業することを条件にAI利用を認めるクライアントが現れた。2026年の初め頃には、主にコスト削減効果を知る目的で、WetaのAI戦略を尋ねる動きが始まったという。
よくある質問
Weta FXとTAICCAの提携内容は?
若手人材の発掘・紹介と、Weta FXの拠点でのインターンシップ提供の可能性が含まれる。
Weta FXは外部のAIモデルを使っている?
クライアントが許可する場合、Kling AIやByteDanceのSeedanceなど外部の動画モデルを使用する。
Weta FXはどこに拠点を置いている?
ウェリントン、メルボルン、バンクーバーに拠点があり、ロンドンに代表事務所を開設する可能性が高いという。