AIエージェント管理の買収相次ぐ、機密データ放置の報告も
ID管理各社がAIエージェント制御のスタートアップを買収。サイエラは金融大手で未管理のエージェントを発見した。
IDセキュリティー企業のサイエラ(Cyera)が9月に非人間ID管理のスタートアップ、オアシス・セキュリティ(Oasis Security)を10億ドルで買収した。AIエージェントのIDと制御を手がける企業の買収が相次いでおり、管理外のAIエージェントが企業の機密データに触れていたとの報告も出ている。ジ・インフォメーションが伝えた。
サイエラは、大手金融会社の最も機密性の高いデータの中に6カ月以上にわたって存在し続けたAIエージェントを発見した。同社内でその存在を把握していた者は誰もいなかったという。
セールポイント(SailPoint)も、フォーチュン500企業1社で1万以上の未知のエージェントを確認した。うち70%には特定できる所有者がいなかった。
いずれの事例も、エージェントは顧客自身のAIシステムによって作られ、管理の範囲外に移動したもので、実際の被害は発生していない。
相次ぐ買収
ワークデイ(Workday)は先月C1.aiを、オクタ(Okta)は8月にパーミソ・セキュリティ(Permiso Security)を、セールポイントは6月にエントロ(Entro)をそれぞれ買収した。パロアルトネットワークスとクラウドストライクも最近、この分野の企業を買収している。
よくある質問
サイエラは何を買収したのか
9月に非人間ID管理のスタートアップ、オアシス・セキュリティを10億ドルで買収した。
未管理のAIエージェントは実際に被害を出したのか
報告された事例では実際の被害は発生しておらず、エージェントは顧客自身のAIシステムが作成したものだった。