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AMD幻の12コアCPU「Ryzen 9 5900X3D」のES品が流出、L3キャッシュ128MB

中国Chiphellフォーラムに、発売中止となったAMD Ryzen 9 5900X3Dのエンジニアリングサンプルが登場。CPU-Zのスクリーンショットから128MBのL3キャッシュと4,649MHzのクロックが確認された。

中国のChiphellフォーラムに、発売中止となったAMDのCPU「Ryzen 9 5900X3D」のエンジニアリングサンプル(ES品)が登場した。投稿されたCPU-Zのスクリーンショットには、128MBのL3キャッシュと4,649MHzのクロック速度が記録されている。

128MBというL3キャッシュの容量は、チップが搭載する2基のCore Complex Die(CCD)のうち1基に64MBの3D V-Cacheが積層されていることによるものだ。

12コアのZen 3世代CPUに3D V-Cacheを載せる試みは以前から確認されていた。2021年のComputexでは、AMDが12コアの3D Chiplet Prototypeを披露し、通常のRyzen 9 5900Xと比べて平均ゲーミング性能で最大15%上回ったとされる。またGamers NexusはAMDのラボを訪れた際、192MBのL3キャッシュを備えた12コアのZen 3チップと、同様に192MBのL3構成を持つ16コアのZen 3チップを撮影している。

3D V-Cacheを搭載した12コア製品が実際に市場へ投入されるのは、Zen 4以降を待つことになった。AMDはその後、Ryzen 9 7900X3D、Ryzen 9 7950X3D、Ryzen 9 9900X3D、Ryzen 9 9950X3Dといった12コアおよび16コアのチップで3D V-Cacheを展開している。

一方、AM4プラットフォームでは8コアのRyzen 7 5800X3Dがゲーミング向けCPUの有力な選択肢として位置づけられてきた。今回流出したES品は、そうした経緯の中で中止された12コア構成の名残を示すものとなる。Tom's Hardwareがこの流出を報じている。

よくある質問

Ryzen 9 5900X3DのES品で確認された仕様は?

CPU-Zのスクリーンショットから、128MBのL3キャッシュと4,649MHzのクロック速度が確認されている。

128MBのL3キャッシュはどのように構成されている?

2基のCCDのうち1基に64MBの3D V-Cacheが搭載されていることによる。

12コアの3D V-Cache搭載CPUはいつ製品化された?

Zen 4以降で、Ryzen 9 7900X3DやRyzen 9 7950X3D、Ryzen 9 9900X3D、Ryzen 9 9950X3Dとして展開された。

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