アンソロピック、11月上場へ 評価額2兆ドル規模と報道
アンソロピックが11月のIPOを準備。評価額は2兆ドル規模と報じられ、目論見書は261ページ。AIリスクに80ページを割く。
アンソロピックが新規株式公開(IPO)の準備を進めており、11月の上場を計画していると報じられた。目指す企業評価額は2兆ドル規模で、4カ月前の965億ドルから2倍以上に膨らむ計算になる。theverge.comが伝えた。
目論見書は261ページにわたり、そのうち80ページをAIのリスクに関する懸念の説明に充てている。最先端のAIが人類にとって破滅的あるいは存続に関わる危険をもたらし得ると警告し、自社モデルが情報を隠蔽・操作しようとしたり、自己保存的な行動を示したとも記載している。安全性研究者のエヴァン・フービンガー氏は、今後10年以内にAIが人類を死に至らしめる確率を10%超と見積もった。
財務面では、2025年の売上高が12倍に増えて約46億ドルに達した一方、純損失は420億ドル、事業運営だけで80億ドル超の損失を計上した。フィナンシャル・タイムズによると、2025年売上のほぼ4分の1をわずか2社の顧客が占めている。今後数年間でクラウド、計算資源、インフラの義務に5180億ドルを支出する計画だ。
収益の柱は「Claude」モデルの従量制トークン利用と顧客サブスクリプションである。IPO後も経営権を維持するため、ダリオ・アモデイCEOを含む共同創業者7人による「Founder LLC」が議決権の50.1%を保有する枠組みが示されている。デラウェア州法上の公益法人(Public Benefit Corporation)として運営される。
2025年の報酬はダリオ・アモデイ氏が株式・オプション報酬を中心に約1800万ドル、ダニエラ・アモデイ氏が1640万ドルで2番目に高い役員報酬だった。
よくある質問
アンソロピックはいつ上場する予定ですか?
11月の上場を計画していると報じられています。
アンソロピックの評価額はいくらですか?
2兆ドル規模と報じられており、4カ月前の965億ドルから2倍以上になります。
アンソロピックの2025年の業績は?
売上高は12倍の約46億ドルに増えた一方、純損失は420億ドルでした。