BTグループ、TalkTalk救済買収で合意 英CMAの審査へ
BTグループがTalkTalkと卸売子会社PlatformX Communicationsの買収で合意。競争・市場庁の承認と政府の公益判断が焦点となる。
BTグループは、経営難に陥っていた英ブロードバンド事業者TalkTalkと、その卸売部門PlatformX Communicationsを買収する救済合意を締結した。techradar.comが報じた。買収には英競争・市場庁(CMA)の承認が必要となる。
BTは、2027年度における本件の現金影響額を約400百万ポンドと見積もっている。TalkTalkの顧客について、BTは取引完了までサービスや請求に変更は生じないと説明した。
英政府のデジタル・文化・メディア・スポーツ省(DCMS)は、BTの発表と同時にプレスリリースを公表した。政府は企業法の権限を用い、CMAの判断後にリサ・ナンディー・ビジネス・エネルギー・産業戦略相がより広い公益を検討できる体制をとる。
CMAは2026年10月19日までに報告書を提出するよう指示されている。政府による公益判断とCMAの審査が完了するまで、取引は確定しない。
TalkTalkの経営状況
TalkTalkは英国内で4番目に大きいブロードバンド事業者で、小売顧客150万人、卸売顧客100万人を抱える。負債増加により経営破綻の瀬戸際にあった。BTによると、英国内で約900人を雇用し、直近12カ月の売上高は約12億ポンドだったが、依然として赤字だった。
よくある質問
BTによるTalkTalk買収はいつ完了しますか?
CMAが2026年10月19日までに報告書を提出し、その後、政府が公益の観点から検討する可能性があるため、完了時期は現時点で明らかになっていない。
買収によりTalkTalkの料金やサービスは変わりますか?
BTは、取引が完了するまでTalkTalkの顧客のサービスや請求に変更はないとしている。
この買収でBTグループの財務負担はどの程度ですか?
BTは2027年度の現金影響額を約400百万ポンドと見積もっている。