広告掲載
パソコンガジェット

Discord、デスクトップとモバイルをRustで全面再構築へ

Discordの共同創業者兼CTOが、デスクトップとモバイルのクライアントをRustベースのネイティブアプリに再構築すると発表。GPUIを採用し、近くユーザーテストを開始する。

Discordの共同創業者兼CTOであるStanislav Vishnevskiy氏は11月5日、DiscordのデスクトップとモバイルのクライアントをRustベースのネイティブアプリとして全面的に再構築すると明らかにした。automaton-media.comが伝えた。新しいクライアントは近くユーザーテストを開始する予定だという。

GUIフレームワークにはGPUIを採用する。GPUIはブラウザエンジンを介さず、GPUで直接描画するRust製のGUIフレームワークだ。現在のデスクトップ版が使っているElectronは使わない。

モバイルではネイティブUIを維持しつつ、Rustを通じてデスクトップ版とコードを共有する。公開されたスクリーンショットでは、Discordが約290MBのメモリで動作している様子が示された。

背景として、Electronは2010年代後半にクロスプラットフォームのデスクトップアプリで広まったが、アプリのサイズとメモリ使用量が大きいことで知られ、Visual Studio CodeやSlackは今も採用している。Discordのモバイルアプリは現在、iOSとAndroidの両方でReact Nativeを使って構築されている。

Vishnevskiy氏によると、Discordは2018年ごろからRustの導入を始めており、インフラや音声技術、クライアントの一部はすでにRustで書かれている。一部のユーザーはOSのWebViewを使うRustフレームワークのTauriへの移行を求めていたが、同氏は11月3日、Xへの返信でTauriを採用しないと述べ、Chromiumから離れることを示唆していた。

よくある質問

Discordの新しいクライアントはいつ使えるようになりますか?

近くユーザーテストを開始する予定だと発表されています。一般向けの提供時期は明らかにされていません。

新しいクライアントはどの技術で作られますか?

RustとGUIフレームワークのGPUIを使います。Electronは使わず、モバイルではネイティブUIを維持しつつRustでデスクトップ版とコードを共有します。

出典