偽カード郵送詐欺、欧州で確認 磁気ストライプ廃止へ
偽のクレジットカードを郵送する詐欺がポルトガル、フランス、ドイツで確認されている。米国ではEBTカードのスキミング被害も拡大し、マスターカードは2029年に磁気ストライプの新規発行を停止する。
偽のクレジットカードを被害者宅に郵送する手口の詐欺が、近年ポルトガル、フランス、ドイツで確認されている。手紙には現在使用中のカードがまもなく有効期限を迎えると記され、QRコードやURLを通じて偽カードの有効化を促す内容が含まれることが多い。
偽カードには実在する顧客の氏名が印刷されている場合もある。QRコードを読み取ると偽の銀行サイトへ誘導され、口座情報や個人情報の入力を求められる仕組みだ。
米国では、磁気ストライプのみに対応したEBTカードを標的にしたスキミング事案で、ルーマニア国籍の2人がアラバマ州北部地区連邦検察局に起訴された。起訴内容は、補助栄養支援プログラム(SNAP)の給付を狙ったものとされている。
FBI: 特別捜査班によると、EBTカードのスキミングは2021年ごろから詐欺師の間で広く使われる手口になった。アラバマ州北部地区連邦検察局のフィリップ・W・ウィリアムズ・ジュニア検事は、米国におけるスキマー詐欺の損失が年間10億ドルを超えると述べている。給付目的で磁気ストライプのみのカードを使い続ける州は数十に上る。
こうした被害を受け、マスターカードは2029年に磁気ストライプ付きカードの新規発行を停止し、残るカードも2033年までに流通から排除するとしている。wired.comが報じた。
よくある質問
偽カード郵送詐欺はどの国で確認されていますか?
ポルトガル、フランス、ドイツで近年確認されています。
マスターカードは磁気ストライプをいつ廃止しますか?
2029年に磁気ストライプ付きカードの新規発行を停止し、残るカードは2033年までに流通から排除されるとしています。
EBTカードのスキミング被害はいつから増えましたか?
FBI: 特別捜査班によると、2021年ごろから詐欺師の間で広く使われる手口になったとされています。