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カスペルスキー、CyberStrikeAI悪用の攻撃を報告

教育機関を狙い、侵入から約1時間でデータ窃取まで進んだ事例を再構成したとセキュリティ企業が発表した。

セキュリティ企業のKasperskyは2026年11月2日、オープンソースのペネトレーションテスト用フレームワーク「CyberStrikeAI」を悪用した攻撃に関する調査結果を公開した。dailysecu.comが報じた。同社によると、攻撃はアフリカとラテンアメリカの教育機関を標的とし、2026年9月から10月にかけて確認された。

再構成された事例では、CyberStrikeAIのインプラントが被害者のシステムに設置され、設置から3〜4日以内にドメイン管理者アカウントが侵害された。横移動の最終段階となる認証情報の収集とデータベースの持ち出しは、およそ1時間で完了した。

この構成では、AIは攻撃者のサーバー上で動作し、被害者システム上のインプラントがコマンドを実行して結果を返す役割を担っていた。AI自体が被害者の端末内で動いていたわけではない。

帰属は特定せず

Kasperskyは攻撃スクリプト内に中国語のコメントを確認したものの、特定の国や既知の脅威グループへの帰属は示していない。

同社によれば、AIインプラントが設置される以前、攻撃者はすでに侵害していたSQLサーバーを通じて手作業でシステム情報を収集し、ツールを準備していた。その後、約2週間活動を停止したうえでインプラントの設置に至ったという。

よくある質問

CyberStrikeAIとは何ですか?

オープンソースのペネトレーションテスト用フレームワークで、今回の攻撃では侵害済みネットワーク内でのドメイン管理者権限奪取の自動化に悪用された。

攻撃はどの地域の組織が狙われましたか?

アフリカとラテンアメリカの教育機関が標的となり、2026年9月から10月にかけて攻撃が確認された。

出典