Meta、クロール規約を修正 AI学習の明記を削除
Metaは広告・ビジネス製品向けのクロール規約を修正し、AI学習への言及を外した。News/Media Allianceはクロール自体は制限されていないと指摘する。
Metaは現地時間16日未明、ウェブサイトのクロールに関する近く施行予定の規約を変更し、広告およびビジネス製品に焦点を当てる内容に改めた。ロイター傘下のMercury Newsが同社の声明を入手して報じた。
変更前の規約では、Meta製品を利用する事業者は、自社サイトのデータをAI学習を含む事実上あらゆる目的でMetaが利用できる条件に服するとされていた。新しい規約では「train」という語は明記されなくなり、広告・ビジネス製品に関する記述が中心となっている。
Metaは、統合されたクロール規約は広告・ビジネス製品にのみ適用されるもので、今回の改定でその点を明確にしたと説明する。声明ではウェブクローラーの利用方法に変更はないとしたが、新しい規約にはその旨は明記されていない。
News/Media Allianceの広報担当Sam Quigley氏は、新しい文言はパブリッシャーのコンテンツをMetaが利用できる範囲を制限するものの、クロールして収集する能力自体は制限しないと指摘した。学習が明示的に排除されておらず、依然として可能な状態にあるとの見方も示した。
規約のプレビューでは、ウェブスクレイパー、ボット、ロボット、スパイダー、クローラー、ユーザーエージェントなど自動ソフトウェアによるデータ収集に言及している。
よくある質問
Metaはクロール規約で何を変更したのか?
AI学習への明示的な言及を外し、広告・ビジネス製品に関する内容を中心とする規約に改めた。
News/Media Allianceは何を指摘しているか?
新文言はコンテンツの利用範囲を制限するが、クロールと収集の能力は制限せず、学習も明示的に排除されていないとしている。