マイクロソフトAI部門、AI誌『The Humanist Review』創刊
マイクロソフトAIのムスタファ・スレイマンCEOが6日、同社発行のAI誌『The Humanist Review』の創刊を発表した。創刊号にはノーベル経済学賞受賞者ダロン・アセモグル氏の寄稿が掲載される。
マイクロソフトAIのCEO、ムスタファ・スレイマン氏は6日、Xへの長文投稿で、同社が発行するAI誌『The Humanist Review』の創刊を発表した。
創刊号の巻頭記事には、マサチューセッツ工科大学(MIT)教授で2024年ノーベル経済学賞を受賞したダロン・アセモグル氏のエッセイが掲載される。
アセモグル氏はエッセイの中で、AIが今後10年間で人間の仕事を置き換えるのは約5%にとどまるとの推計を示した。その上で、AIは人間を代替するのではなく、より多くの仕事をこなせるよう支援する「プロ・ワーカーAI」へと方向転換すべきだと論じている。
過去の主張との比較
スレイマン氏は2025年2月のインタビューで、弁護士や会計士、プロジェクトマネージャー、マーケターなどの専門的なデスクワークの大半が、12~18カ月以内にAIによって完全に自動化されると述べていた。
アセモグル氏は2024年の学術誌で、2020年代の終わりまでに米国経済の全仕事の約20%がAIで自動化され得るとし、そのうち実際に10年以内に自動化されるのは約4分の1で、結果として約5%になるとの推計を示していた。