Oracle幹部、AIの利用量と価値は別物と警告
OracleのAI戦略責任者Hammad Hussain氏がAI Worldで、AIの本番コストはパイロット時と大きく異なると指摘した。
OracleのAI戦略責任者を務めるHammad Hussain氏は、Oracleのイベント「AI World」で、企業がAIの利用量と生み出す価値を混同していると警告した。techradar.comが伝えた。
Hussain氏は、AIの本番環境におけるコスト構造はパイロット段階のそれと大きく異なると述べた。試験導入時の費用感のまま本格運用に移行することで、想定外の出費が生じるという問題意識を示したものだ。
コストを予測しやすくする方法として同氏が挙げたのが、オープンウェイトモデルを固定費で稼働させる専用のAIクラスターだ。利用量に応じた課金による変動を抑えられる形態として位置づけている。
一方で、従量課金型のAI価格体系がなくなることはないとの見通しも示した。今後は複数の価格モデルを組み合わせたハイブリッド型になると予想している。
背景として、Splunkの最近の調査では、企業の3社に2社が、高いが一定の基準コストよりも予測できない請求額の急増のほうが負担だと回答している。
よくある質問
OracleのAI戦略責任者は誰か
Hammad Hussain氏がOracleのAI戦略責任者を務めている。
AIのコストを予測しやすくする方法として何が挙げられたか
オープンウェイトモデルを固定費で稼働させる専用のAIクラスターが挙げられた。
AIの価格体系はどうなると見られているか
従量課金はなくならず、複数の価格モデルを組み合わせたハイブリッド型になると予想されている。