パソコン

OSBC、リバーシングラブスのファイル検証を金融部門へ供給開始

OSBCが14日、リバーシングラブスの外部ファイル検証ソリューションの金融部門向け本格供給と技術支援を開始すると発表した。

OSBCは14日、リバーシングラブスの外部ファイル検証ソリューションについて、金融部門向けの本格供給と技術支援を開始すると発表した。dailysecu.comが伝えた。OSBCはファイル分析とソフトウェアサプライチェーンセキュリティを手がけるリバーシングラブスの韓国国内販売代理店を務めている。

このソリューションは、外部から持ち込まれるファイルの完全性と改ざんの有無を検証し、サプライチェーンを通じたマルウェアの侵入に対抗するものだ。リバーシングラブスの脅威インテリジェンスデータベース「Spectra Intelligence」は4000億件を超えるファイルサンプルに基づいている。また、バイナリレベルでファイルとソフトウェアを分解・分析するエンジン「Spectra Core」を備える。同社は4220億件を超える検索可能なファイルの脅威データベースをうたっている。

OSBCは、既存のオープンソースおよびSBOMベースの管理にバイナリ分析を組み合わせることで、サプライチェーンセキュリティの範囲を広げられると説明した。

韓国金融部門で相次いだ侵害事例

韓国では金融部門を巡る侵害事例が続いてきた。大手カード会社では、セキュリティパッチが適用されていなかったOracle WebLogicの決済サーバーを通じてウェブシェルが侵入し、数百万件の顧客個人情報とカードCVCデータが流出した。大手商業銀行では、簡易照会サービスの認証不備や委託開発者が使用する営業支援システムなど脆弱なシステムを狙った外部侵入により、顧客と従業員のデータが漏えいした。貯蓄銀行部門ではオープンソースデータベースの脆弱性を悪用した不正アクセス事例が発生した。

オンライン教育ソリューション企業がハッキングされ、同ソリューションを利用する約20の教育サイトで情報漏えいが起きた。学会ホームページ管理会社のシステムが侵害され、複数の学会の会員情報が大規模に流出した。金融監督院によると、過去5年間に報告された電子金融・侵害事故は2100件を超え、そのうち91件は発覚までに1か月以上を要した。最近の金融ハッキング事例の一部では、AIベースの自律型ペネトレーションフレームワークが悪用された痕跡が見つかっている。

リバーシングラブスは2009年設立で、米マサチューセッツ州ケンブリッジに本社を置き、クロアチアのザグレブに拠点を持つ。15年以上にわたりマルウェア分析と脅威インテリジェンスの研究を続けている。OSBCは2006年にオープンソースのセキュリティとコンプライアンス管理企業として設立された。

出典