Questyle、ポータブルDAC内蔵アンプMEXを12月発売 約3万3000円
MEXはESSのES9219Qを2基搭載し、独自の電流モードアンプモジュールを4基備える。クラウドファンディングは11月29日まで受け付ける。
Questyleは2026年11月7日、東京・Station Conference Tokyoで開催された秋のヘッドホンイベントにおいて、ポータブルDAC内蔵ヘッドホンアンプ「MEX」を発表した。一般販売は2026年12月を予定し、価格は3万3000円前後となる。クラウドファンディングサイト「Mimigoto」では11月29日まで先行予約を受け付けており、26,400円(20パーセント割引)のプランから用意されている。av.watch.impress.co.jpが報じた。
MEXはESSのES9219Q DACを2基と、同社が特許を持つSiP電流モードアンプモジュールを4基搭載する。PCMは最大384kHz/32bit、DSDはDSD256のネイティブ再生に対応。ゲインはH/M/Lの3段階、音量は64ステップで調整できる。出力は3.5mmシングルエンドと4.4mmバランスを備え、3.5mm側はマイク付きヘッドセットにも対応する。筐体背面は基板が見えるスケルトン設計とした。
PUREとTUNEの2モード、10バンドPEQに対応
音質設定は、同社の自社チューニングによるPUREモードと、プリセットEQおよびパラメトリックEQをカスタマイズできるTUNEモードの2つを用意する。アプリのPEQは10バンドで、帯域ごとに周波数、ゲイン、Qを設定し、フィルタータイプはLS、P、HS、LP、HPから選べる。DRE(ダイナミックレンジ拡張)と、リニアフェーズ・ファストロールオフ/ハイブリッドフェーズ・ファストロールオフの2種類のDACデジタルフィルターもPUREとTUNEの両モードで設定可能だ。
MEXはMFi認証を取得しており、iPhone/iPad用とAndroid用の専用アプリでEQ/PEQ、ゲイン、DACフィルター、DRE、左右バランスを設定できる。発表会では、従来のドングル型DACはスマートフォンからの給電のためSN比を上げにくいことが多いと指摘があり、バッテリーなしでノイズをよく低減している点が評価された。声優の田村響華氏はPUREとTUNEを試聴し、TUNEはよりクリアに、PUREは全体にまろやかに聞こえたと述べた。
同社は2020年に設立され、電流モードの構想を製品化するまでに5年を要し、第1弾となる電流モード・ヘッドホンアンプCMA800Rを世に送り出した。電流モード増幅などのPCT国際特許を複数取得し、FOCALとはポータブルプレーヤーQP2RとフラッグシップヘッドホンUtopiaを組み合わせたセットを展開した。AppleのMFiエコシステム企業としての認証も受けている。
よくある質問
MEXの発売日と価格は?
2026年12月に一般販売が予定され、価格は3万3000円前後。
先行予約はいつまで?
クラウドファンディングサイトMimigotoで2026年11月29日まで。26,400円のプランから。
対応する再生形式は?
PCMは最大384kHz/32bit、DSDはDSD256のネイティブ再生に対応する。