ロスコスモス、次世代有人宇宙船の名称「オレル」を事実上撤回か
ロスコスモスのバカノフ社長が次世代有人宇宙船の「オレル」名称を外し、PTK NPと呼んでいることがインタファクス通信の報道で明らかになった。
ロスコスモスのドミトリー・バカノフ社長は、ロシアの次世代有人宇宙船に付けられていた「オレル(鷲)」という名称を事実上外したもようだ。インタファクス通信の最近の記事では、この宇宙船はPTK NPと呼ばれている。Ars Technicaが伝えた。
「オレル」の名称は2019年9月、当時のロスコスモス社長ドミトリー・ロゴジン氏の下で採用された。それ以前の2016年1月には、公開コンテストを経て「フェデラツィア」という公式名称が発表されていた。
さらにさかのぼると、2016年までの公式な技術呼称はPTK NP(新世代有人輸送船)だった。2009年当時の初期構想段階の名称はPPTS(将来有人輸送システム)である。
この宇宙船計画は20年前、ロシアと欧州宇宙機関(ESA)が次世代有人宇宙船の共同開発を協議したことに端を発する。欧州が最大6人乗りのカプセルにサービスモジュールを提供する構想だったが、欧州は当時有人宇宙船計画を進めないことを決め、ロスコスモスは独自に開発を進める道を選んだ。
よくある質問
ロシアの次世代有人宇宙船の現在の呼称は?
インタファクス通信の最近の記事ではPTK NPと呼ばれている。
「オレル」という名称はいつ採用された?
2019年9月、当時のロスコスモス社長ドミトリー・ロゴジン氏の下で採用された。
欧州宇宙機関はこの計画にどう関わった?
20年前にロシアと共同開発を協議し、最大6人乗りのカプセルにサービスモジュールを提供する構想だったが、最終的に有人宇宙船計画を進めないことを決めた。