scrcpy 5.0公開、ハードウェアデコードでCPU使用率を最大10分の1に
Romain Vimont氏がscrcpy 5.0をGitHubで公開。ハードウェアアクセラレーションによる動画デコードを標準搭載し、Windows on ARM64向け公式バイナリも追加した。
Android画面ミラーリングツール「scrcpy」のバージョン5.0が2026年10月6日、開発者のRomain Vimont氏によってGitHubで正式に公開された。Android Authorityが伝えている。
scrcpy 5.0では、ホストマシン上でのネイティブなハードウェアアクセラレーションによる動画デコードがデフォルトで有効になり、非対応環境ではソフトウェアデコードへ自動的にフォールバックする。デコード処理をCPUからGPUへ移すことで、画面ミラーリング中のデスクトップCPU使用率が最大10分の1に削減されるという。あわせて動画のバッファリングも改善された。
本リリースでは、Snapdragon搭載ノートPC向けに最適化されたWindows on ARM64用の公式ネイティブバイナリが追加された。音声再生キャプチャモードではすべての音声ストリームをキャプチャできるようになり、特定のキーボードレイアウトでUHID使用時に発生していたキー入力の取りこぼしも修正されている。
scrcpyは5.0以前、Androidからストリーミングされる動画フレームの処理をコンピュータのCPUによるソフトウェアデコードに頼っていた。過去にはv4.0でフレックスディスプレイ対応が大きく拡充された。
よくある質問
scrcpy 5.0はいつ公開されましたか?
2026年10月6日にGitHubで正式公開されました。
scrcpy 5.0の主な変更点は?
ハードウェアアクセラレーションによる動画デコードの標準搭載、Windows on ARM64向け公式バイナリの追加、音声ストリームのキャプチャ対応、動画バッファリングの改善、UHIDのキー入力不具合の修正が含まれます。
CPU使用率はどれくらい削減されますか?
画面ミラーリング中のデスクトップCPU使用率が最大10分の1に削減されます。