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スペースX、ブースト・モバイル買収を検討 通信網確保へ協議

スペースXがブースト・モバイル親会社エコスターとの買収・回線利用協議を進めていると米紙ワシントン・ポストが報じた。米大手3社は回線提供を拒否している。

スペースXが米携帯通信事業者ブースト・モバイルの買収、または同社との回線利用契約の締結を目指していると、米紙ワシントン・ポストが複数の関係者の話として報じた。同紙によると、スペースXはここ数カ月、ブースト・モバイルの親会社エコスターとの間で買収や回線利用に関する協議を重ねてきた。

協議では、スペースXのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が2026年10月にエコスターのチャーリー・アーガン会長と直接会談した。ブースト・モバイルはAT&TとT-モバイルの回線を借りてサービスを提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)で、エコスターが運営するジェンモバイルと合わせた契約者数は2026年第2四半期(4~6月)末時点で約738万人。

スペースXにとってブースト・モバイルの買収は、既存の契約者や販売チャネルに加え、地上系ネットワークへのアクセスを手に入れることを意味する。一方、ベライゾン・コミュニケーションズ、AT&T、T-モバイルの米大手3社はスペースXへの回線提供を断っている。

スペースXは回線確保のため、グレイン・マネジメントから800MHz帯の周波数免許を約80億ドルで取得することに合意したほか、米国内の携帯基地局8万カ所以上について使用権の確保を交渉している。

背景として、スペースXは昨年、エコスターから170億ドル相当の無線周波数を取得している。マスクCEOは2026年10月20日、AIエージェントの増加により通信帯域の需要が3~5年で現在の1000倍に達するとの見方を示しており、同社はスマートフォンだけでなくAIエージェントや自動運転車、ロボットをつなぐネットワークの構築を目指している。

よくある質問

スペースXはブースト・モバイルを買収するのか?

買収または回線利用契約の締結に向けてエコスターと協議中だとワシントン・ポストが報じたが、合意には至っていない。

ブースト・モバイルの契約者数は?

エコスターが運営するジェンモバイルと合わせ、2026年第2四半期末時点で約738万人。

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