STマイクロエレクトロニクス、Matter認証簡素化サービス「ST MatterConnect」発表
STマイクロエレクトロニクスは26日、Matterスマートホーム機器の認証データをST25DA-C NFCタグとSTSAFE-A120セキュアエレメントに注入するターンキーサービスを発表した。
STマイクロエレクトロニクスは2026年10月26日、Matterスマートホーム機器の認証を簡素化するターンキーサービス「ST MatterConnect」を発表した。Matter機器の認証データをST25DA-C NFCタグとSTSAFE-A120セキュアエレメントに保存する仕組みを提供する。
同社は自社のセキュリティ基盤を使って認証情報を生成し、チップに注入できる。保存される情報にはMatterデバイス証明書、暗号鍵、製品・バージョンデータ、顧客固有の情報が含まれる。ST25DA-CとSTSAFE-A120はともにMatterデバイス認証に対応し、セキュリティ鍵などの機密データを保持する。
ST25DA-Cタグは、NFCを使ったMatter機器のコミッショニングを支える設計だ。ST MatterConnectを利用すると、スマート電球、スマートプラグ、スモーク、防犯カメラ、在室センサーなど異なるエコシステムの機器を専用ハブなしで接続できる。STSAFE-A120セキュアエレメントはI2Cインターフェースでデバイスのホストに接続し、安全な接続や整合性検証といったIoT機器向けセキュリティサービスを提供する。
STマイクロエレクトロニクスのマルチマーケット・ビジネスライン・マネージャー、シルバン・フィデリス氏は、ST MatterConnectが顧客の運用コストと複雑さを減らし、新製品の市場投入までの期間を短縮すると述べた。
直近の製品発表が続く
同社は2026年10月14日、空調・ヒートポンプ・家電向けの電源モジュールを発表し、サイズを30%削減したとしている。10月15日にはウェアラブル向けの高度・深度センサーを、10月23日にはQML-V認証のクアッドLVDSレシーバーをそれぞれ発表した。10月21日にはジャン=マルク・シェリ社長が再任提案を受け入れた。
よくある質問
ST MatterConnectは何をするサービスか?
Matterスマートホーム機器の認証データをST25DA-C NFCタグとSTSAFE-A120セキュアエレメントに保存し、認証を簡素化するターンキーサービスだ。
ST MatterConnectで接続できる機器の例は?
スマート電球、スマートプラグ、スモーク、防犯カメラ、在室センサーなど。専用ハブなしで異なるエコシステムの機器を接続できる。
ST25DA-CとSTSAFE-A120は何に対応しているか?
どちらもMatterデバイス認証に対応し、セキュリティ鍵などの機密データを保存する。ST25DA-CはNFCコミッショニング、STSAFE-A120はI2C経由のIoTセキュリティサービスを担う。