中国Stretbook、AIペネトレーションテスト基盤「RedAgents.Ai」公開
中国のセキュリティ企業Stretbookが2026年10月16日、Artex Proなどを統合したAIペネトレーションテスト基盤「RedAgents.Ai」を発表し、一部ユーザーに提供を始めた。
中国のセキュリティ企業Stretbookは2026年10月16日、AIを活用したペネトレーションテスト基盤「RedAgents.Ai」を発表した。Artex Proなど複数の企業向け製品を統合したもので、現在は一部のユーザーに提供されている。techm.krが伝えた。
RedAgents.Aiには、Artex Pro、CyberStrikeAI、Yanji、YanxunといったAIペネトレーションテストツールが含まれる。Stretbookによると、テストは顧客が許可したシステムに限定されるようアクセス範囲を制限している。テスト中に収集したデータは自社の運用環境に保存し、データを完全に削除する機能にも対応しているという。
Stretbookは、Artexの開発者が同社に所属し、RedAgents.Aiの製品開発を主導していると説明した。
Artexをめぐる経緯
Artexは、AIが攻撃対象を分析してセキュリティツールを実行し、システムの脆弱性を探すプログラムだ。中国の開発者が個人プロジェクトとして制作し、オープンソースとして公開していた。
2026年9月30日、StretbookはCyberStrikeAIを買収した。10月7日、米国のセキュリティ企業CrowdStrikeは、韓国の金融機関を攻撃したハッカーのサーバー上でArtexの設定ファイルとAIツールの使用記録を確認したと述べた。翌10月8日、Artexの開発者はサイバー攻撃への悪用を懸念し、オープンソースとして公開していたArtexを非公開にするとともに、更新とサポートも停止するとしている。
よくある質問
RedAgents.Aiとは何ですか。
Stretbookが2026年10月16日に発表したAIペネトレーションテスト基盤で、Artex Pro、CyberStrikeAI、Yanji、Yanxunといったツールを含みます。
RedAgents.Aiは誰でも利用できますか。
現在は一部のユーザーに提供されており、テストは顧客が許可したシステムに限定されるようアクセス範囲が制限されています。
収集したデータはどう扱われますか。
Stretbookによると、テスト中に収集したデータは自社の運用環境に保存され、完全に削除する機能にも対応しています。