米電力需要、2026年は2%増 太陽光が石炭の72%相当に
米国の電力需要は2026年1〜7月に前年同期比2%増加した。太陽光発電の伸びが需要増を上回り、発電量は石炭の72%に達した。
米国の2026年1〜7月の電力使用量は、前年同期比で2%増加した。前年同期の伸びは3%だった。需要の伸びは鈍化したものの、太陽光発電の増加がそれを上回る勢いで進んでいる。
太陽光はこの7カ月間で前年同期より48テラワット時多く発電した。2025年の同じ期間の前年比増は39テラワット時だった。伸び率は22%に達し、小規模太陽光も前年比12%以上増えた。
その結果、太陽光の発電量は石炭の72%相当となった。石炭火力は前年同期比で10%超減少した。水力は9%、風力は6%増え、原子力と天然ガスはいずれも2%未満の伸びにとどまった。
風力と太陽光で需要の21%
風力と太陽光は現在、米国の電力需要の21%を賄う。この7カ月間の風力・太陽光の増加分は55テラワット時で、送電網の需要増51テラワット時を上回った。水力を含む再生可能エネルギーは需要の27%、原子力も含めた非炭素電源は45%を占める。
欧州連合(EU)は電力の約30%を風力と太陽光で発電し、65%が排出ゼロ電源となっている。Ars Technicaがこのデータを報じた。
よくある質問
2026年1〜7月の米電力需要はどれだけ増えたか?
前年同期比で2%増加した。前年同期の伸びは3%だった。
太陽光発電は石炭のどの程度まで迫ったか?
2026年1〜7月の太陽光発電量は石炭の72%相当だった。
風力と太陽光は米電力需要の何割を賄っているか?
21%を賄っている。水力を含む再生可能エネルギーでは27%、原子力も含めると45%になる。