米著作権局、アニメの個人利用コピー巡る2件の請願を審査
米著作権局はDVDやBlu-rayの代替コピーと、配信終了したアニメの視聴に関する2件の請願を公開コメントに付した。
米国の著作権局(U.S. Copyright Office)が、アニメの保存をめぐる2件の請願を含む10件の免除クラス案を公開し、パブリックコメントの募集を開始した。cbr.comが報じた。
1件目の請願は、DVD、Blu-ray、Ultra HD Blu-rayの購入者に対し、同梱されていたデジタルコピーにアクセスできなくなった場合、個人利用目的で安全なローカル代替コピーを1部だけ作成できるようにするよう求めるもの。もう1件は、ライセンス契約の終了後に米国の正規配信サービスから削除されたアニメを対象とする。配信プラットフォーム上のDRM、地域制限、セッション単位のアクセス制御を、個人的かつ非営利の利用に限って回避できる免除を求めている。
いずれの請願も個人的・非営利利用に限定され、すべての動画コンテンツを対象とするものではない。著作権局は現在、寄せられた10件の免除クラス案について意見を募っている段階で、採否は決まっていない。
過去の削除とデジタルコピーを巡る経緯
2024年4月にはCrunchyrollがFunimationを終了し、DVDやBlu-rayの購入に同梱されたデジタルコピーにアクセスできなくなった利用者が生じた。また、2026年7月には『ブラック・ラグーン』『血界戦線』『灰と幻想のグリムガル』がCrunchyrollの米国向けライブラリから削除され、その後復帰していない。『86―エイティシックス―』は2026年3月に削除されたが、8月に再び視聴可能となった。
よくある質問
米著作権局は何を審査しているのですか?
DVDやBlu-rayの購入者による個人利用の代替コピー作成と、配信サービスから削除されたアニメの視聴に関する2件の請願を含む、10件の免除クラス案です。
請願が認められると何が変わりますか?
認められれば、個人・非営利目的に限り、購入済みディスクの代替コピー作成や、削除されたアニメのDRM・地域制限などの回避が可能になる可能性があります。