ポーランド、政府と業界が連携しゲームを海外展開
ポズナンで開かれたプレスプログラムで、ポーランド・インディーゲーム財団が政府機関とスタジオによる海外プロモーションの取り組みを説明した。
ポーランド外務省とGame Industry Conference(GIC)の主催者はポズナンでプレスプログラムを共同開催し、ポーランド・インディーゲーム財団(PIGF)が、ポーランドの政府機関とスタジオが連携して同国のゲームを海外でプロモーションする取り組みを説明した。gamespark.jpが伝えている。
プログラム冒頭では、PIGFで東アジア担当を務め、11 bit studiosの東アジアPRも手がけるダミアン氏が、ゲームはポーランドのソフトパワーだと述べた。プレゼンテーションでは、世界でポーランドと結びつけて連想されるものとしてショパン、マリー・キュリー、CD PROJEKT REDの3つが挙げられた。
PIGFはポーランドゲームのプロモーションを調整しており、資金は文化・国家遺産省、クリエイティブ産業研究所、外務省、そして海外のポーランド文化機関や大使館から拠出されている。会場では『サイバーパンク2077』の収益として30億ズウォティという数字が示され、ポーランドのリンゴ産業の2023年の輸出額18億ズウォティ超と比較された。
ワルシャワのゲーム業界の就業者数は6,343人でロンドンを上回り、市内のスタジオ数は約300と、ルーマニア全土の200を超える。ポーランドは国別のゲーム産業規模で英国、フランスに次ぐ3位につけ、約14,000人がゲームに従事する。ポーランドのゲームスタジオの収益の97%は海外からで、主な市場は米国と中国、続いて日本、ドイツ、英国、フランス、韓国だ。
100万本販売クラブには『サイバーパンク2077』、『ウィッチャー』シリーズ、『ハウスフリッパー』、『ハウスフリッパー2』、『レイヤーズ・オブ・フィアー』、『911 Operator』、『Ancestors Legacy』、『Frostpunk』が名を連ね、Rebel Wolvesの『The Blood of Dawnwalker』が最新の仲間入りとなった。1930年代のカートゥーン調のビジュアルが特徴の『MOUSE: P.I. For Hire』も100万本を突破している。
ポーランドの開発者はPAX West/East、GDC、TwitchCon、Comic-Con、IGN Expo、WePlay、ChinaJoy、G-Fusion、Bilibili World、gamescom、Paris Games Week、東京ゲームショウなどに参加しており、先ごろ東京ゲームショウにはポーランド投資貿易庁とともに出展した。ポーランドは来年の韓国・G-Starへの出展を目指している。学生ゲームの祭典Student Games Festivalの決勝は2026年10月8〜9日にワルシャワの文化科学宮殿で開かれ、192作品の応募のうち22作品が決勝に進んだ。
過去の海外展開の例
2020年、当時のモラヴィエツキ首相は『This War of Mine』を学校の補助読書リストに加えることを提案し、教師が映画や書籍から教材を選べるリストにゲームが載る初の例となった。ポーランドのゲームは2024年にチューリッヒ・デザイン博物館の「Game Design Today」、2025年にはビリニュスのMO美術館などでも展示されている。
よくある質問
ポーランドのゲーム産業の規模は世界で何位ですか?
国別のゲーム産業規模ランキングで英国、フランスに次ぐ3位で、約14,000人がゲーム関連職に従事しています。
ポーランドのゲームスタジオの収益はどこから来ていますか?
収益の97%が海外からで、主な市場は米国と中国、続いて日本、ドイツ、英国、フランス、韓国です。
100万本販売を達成したポーランドのゲームには何がありますか?
『サイバーパンク2077』、『ウィッチャー』シリーズ、『ハウスフリッパー』、『Frostpunk』などに加え、最新作としてRebel Wolvesの『The Blood of Dawnwalker』と『MOUSE: P.I. For Hire』があります。