アンソロピック、SECにS-1提出 最大1205億ドルの計算資源契約を開示
アンソロピックのS-1提出書類は300ページ超。SpaceXAI経由のNVIDIA GPU計算資源に最大1205億ドル、月約31億ドルの支出可能性も示した。
アンソロピックが米証券取引委員会(SEC)に提出したS-1新規上場申請書類で、AIインフラへの大規模な支出約束や創業者中心の統治構造、役員報酬の詳細が明らかになった。デジタルトゥデイ(digitaltoday.co.kr)が伝えた。書類は300ページを超え、役員報酬や事業リスク、調達資金の使途などが記載されている。
計算資源に最大1205億ドル
アンソロピックは2029年までに、SpaceXAIを通じて調達するNVIDIA GPUベースの計算資源に最大1205億ドルを支出することを約束した。全施設が稼働した場合、月間支出は約31億ドルに達する可能性がある。マイクロソフトには2033年までに449億ドル、Googleには少なくとも1145億ドル、Amazon.comには今後10年間で1100億ドルをそれぞれ約束している。
役員報酬では、ダリオ・アモデイCEOが2025年に株式と株式オプションを含め約1796万ドルを、ダニエラ・アモデイ社長が1640万ドルを受け取った。CEO個人の警護に275万ドル、社長の警護や自宅警備、送迎サービスに129万ドルを支出し、CEOには9万7055ドル相当のプライベートジェット特典も付与された。
書類は、AIシステムが壊滅的な被害をもたらした場合、保険業界の損失吸収能力を超える可能性があると警告している。直接競合としてはOpenAIとGoogleのみを挙げた。
別組織のFounder LLCは、新規上場後に7人の共同創業者が株主議決権の50.1%を行使できる設計となっている。アンソロピックは公共益法人(PBC)の形態を維持している。
よくある質問
アンソロピックは計算資源にいくら支出するのか?
2029年までにSpaceXAI経由のNVIDIA GPUベースの計算資源へ最大1205億ドルを約束し、全施設稼働時は月約31億ドルに達する可能性がある。
アンソロピックが直接の競合としている企業は?
S-1提出書類ではOpenAIとGoogleのみを直接競合として挙げている。