DeepSeek、華為のAIチップ開発に設計段階から参加
DeepSeekは華為技術の次世代AIチップ開発に設計段階から参画し、年内にもAscend 950DTでモデルの事前学習を始める計画だ。
中国のAI企業DeepSeekが、華為技術(Huawei)の次世代AIチップの技術開発に設計段階から参加していることが分かった。華為技術のエンジニアがDeepSeekの拠点に長期駐在し、チップ設計に要求事項を反映させている。AIタイムズ(aitimes.com)が伝えた。
DeepSeekは、華為の最新フラグシップAIチップ「Ascend 950DT」を、早ければ今年末にも自社モデルの事前学習に使う計画だ。ただしテストはなお継続中で、導入時期は変更される可能性がある。
華為は来年発売予定の次世代学習用チップ「Ascend 960DT」の大半を、他の中国AI企業に配分せずDeepSeekに割り当てる方針。Ascend 970は2028年、Ascend 980は2029年の投入が予定されている。
DeepSeekは先月、華為のAscend 950チップ上で動作するTileLangのバージョンと、計算・データ転送に関する5組のコードを公開した。直近のテストでは1,000基超のプロセッサが使われた。
華為はAscend 950DTを搭載した大規模計算システム「SuperNode」の量産出荷を始めたと報じられている。
先行するNvidiaとの隔たり
2020年、米国は華為による台湾TSMCの利用を制限し、その後、中国の高度な広帯域メモリ(HBM)へのアクセスも制限してきた。Epoch AIによると、NvidiaのB300チップの基本演算性能は華為のAscend 950の約7倍。華為は2030年まで単一チップ性能でNvidiaに3〜4年遅れるとの見通しを示している。
よくある質問
DeepSeekはどのチップを事前学習に使う予定ですか?
華為の最新フラグシップAIチップ「Ascend 950DT」を、早ければ今年末にも事前学習に使う計画です。テストは継続中で時期は変わる可能性があります。
Ascend 960DTはいつ登場しますか?
来年発売が予定されており、その大半がDeepSeekに割り当てられる方針です。Ascend 970は2028年、Ascend 980は2029年に予定されています。
DeepSeekは華為向けに何を公開しましたか?
先月、華為のAscend 950チップ上で動作するTileLangのバージョンと、計算・データ転送に関する5組のコードを公開しました。