デル、PowerProtectを拡張 アイデンティティー復旧と量子耐性暗号を追加
デル・テクノロジーズがPowerProtectのサイバーレジリエンス製品群を拡張。アイデンティティー復旧ソフトや監視サービス、AI向けセキュリティー支援を投入する。
デル・テクノロジーズは2026年10月27日、サイバーレジリエンス製品群「PowerProtect」を拡張し、アイデンティティー基盤の復旧ソフトウエア、アイデンティティー監視サービス、AI環境向けのセキュリティー支援などを発表した。SiliconANGLEが報じた。
新たなPowerProtectソフトウエアは、侵害されたアイデンティティー基盤を信頼できる状態に復元する。マイクロソフトのActive DirectoryとEntra ID、Oktaに対応し、アクセス権限の設定も復旧できる。
Dell Identity Threat Detection and Response(MDR)サービスは、不審な認証試行やアカウント侵害、権限の悪用を24時間体制で監視する。あわせて、専門スタッフが顧客のAIファクトリーを物理層・仮想層・アプリケーション層にわたり点検し、設定上のリスクを洗い出す「Dell AI Factory Security Hardening」と、重要なAI機能を特定したうえで障害発生アフターの復旧計画と手順を提供する「AI Resilience Operations」を用意した。
PowerProtect Data Manager経由で提供するAIアシスタントも強化した。管理者はチャット画面から復旧作業やレポート作成を行え、提案された操作には人の承認が必要となる。
ストレージ関連では、NAS「PowerScale」上で削除を防ぐローカルスナップショットを自動管理できるようにした。オールフラッシュストレージ「PowerStore」では、最新ソフトウエアによりFibre Channelのデータ通信に量子耐性暗号を適用する。組織内の脆弱な暗号を特定しリスク順に示す「Post-Quantum Readiness Assessment」サービスも提供する。
よくある質問
PowerProtectの新しいアイデンティティー復旧ソフトは何に対応していますか?
マイクロソフトのActive DirectoryとEntra ID、Oktaに対応し、アクセス権限の設定も復旧できます。
量子耐性暗号はどの製品に適用されますか?
最新ソフトウエアにより、オールフラッシュストレージのPowerStoreでFibre Channelのデータ通信に適用されます。
Dell MDRサービスは何を監視しますか?
不審な認証試行、アカウント侵害、権限の悪用を24時間体制で監視します。